ドイツ南部で列車脱線 3人死亡・多数負傷 暴風雨後に発生
ドイツ南部のバーデン=ヴュルテンベルク州で7日(日)夕方、地域の快速列車が脱線し、少なくとも3人が死亡、複数が重傷を負いました。国際ニュースとして大きく報じられており、悪天候が続くヨーロッパの交通インフラの脆弱性があらためて問われています。
何が起きたのか
地元警察によると、事故は同州リートリンゲン近郊で発生し、地域の快速列車(レギオナルエクスプレス)の2両が線路から外れました。警察はこれまでに3人の死亡を確認し、複数の重傷者が出ているとしています。
列車は周辺地域を結ぶ近距離の快速列車でした。
救助と現地の対応
地元警察は現場近くに指揮センターを設置し、多数の救助要員を動員して対応にあたっています。負傷者の救助や搬送が続けられているとみられます。
事故の影響で、問題の鉄道路線と近くを走る道路は閉鎖されています。現場周辺では、安全確保を最優先にした規制が続いています。
原因はまだ不明、暴風雨の影響も
警察によると、脱線の詳しい原因は現在も調査中です。現場周辺の地域は事故前に嵐に見舞われていたとドイツ通信社が伝えており、強風や大雨などの気象条件が事故に影響した可能性も含めて検証が進められる見通しです。
極端な気象現象の増加が指摘されるなか、今回の事故は、ヨーロッパ各国にとっても鉄道インフラの安全性や、悪天候時の運行判断をどう見直すかという課題を突きつけています。
ドイツ国内の受け止めと今後の論点
ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は、事故を受けてSNSのXに投稿し、「犠牲者を悼み、ご遺族に哀悼の意を表する」と述べ、被害者とその家族への連帯を示しました。
今回の列車脱線事故をめぐっては、今後ドイツ国内で次のような点が議論になりそうです。
- 暴風雨など異常気象が列車運行に与えるリスク評価の見直し
- 地域鉄道の保守・点検体制や老朽設備の更新のあり方
- 乗客の安全確保に向けた早期警戒システムや運休判断の基準
日本でも近年、豪雨や強風による交通機関の運休や遅延が増えています。今回のドイツの国際ニュースは、気候変動時代に「安全な移動」をどう守るのかを考えるきっかけになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








