ゼレンスキー氏と欧州首脳がワシントン協議 トランプ氏会談前に
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、きょう8日(月)にワシントンで欧州の首脳らと事前協議を行い、その後同日中にドナルド・トランプ米大統領とのホワイトハウス会談に臨む予定です。欧州委員会が公表した日程から分かりました。
- ゼレンスキー氏と欧州首脳がワシントンで「予備会合」
- 同じ日にトランプ米大統領とのホワイトハウスでの多国間会合
- 欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長が両方に出席
きょうワシントンで予定される二つの会合
欧州委員会によりますと、欧州の首脳とゼレンスキー大統領は、きょうワシントンでホワイトハウス会談に先立つ「予備会合」を開きます。これは、同日中に予定されているトランプ米大統領との多国間会合に向けて、立場やメッセージをあらかじめすり合わせる場と位置づけられています。
ホワイトハウスでの会談には、ゼレンスキー氏に加え、トランプ米大統領や欧州の首脳らが出席する見通しで、ワシントンD.C.で一連の協議が行われます。
フォンデアライエン氏が両方の会合に参加
欧州委員会の議事日程によると、ウルズラ・フォンデアライエン欧州委員会委員長は、ワシントンでの予備会合と、その後の多国間会合の両方に参加する予定です。
欧州委員長が二つの場に連続して臨むことで、
- 欧州としての共通の立場を確認する
- その立場を米国との協議の場に直接持ち込む
- ウクライナへの今後の支援の方向性を共有する
といった狙いがあるとみられます。
なぜ「事前会合」が重視されるのか
ウクライナへの支援や安全保障をめぐる協議では、欧州と米国がどこまで足並みをそろえられるかが常に問われます。今回、ホワイトハウス会談の直前に欧州側とゼレンスキー氏が顔を合わせることで、メッセージの一体感を高める効果が期待されています。
特に、
- 軍事・安全保障面での支援のあり方
- 復興や経済支援をどのように分担するか
- ロシアとの緊張が続くなかで、長期的な戦略をどう描くか
といったテーマは、欧州と米国の双方にとって重い判断が求められる分野です。事前に欧州首脳とウクライナ側の認識を近づけておくことは、その後の米欧を交えた多国間協議をスムーズに進めるうえで重要だといえます。
これから何に注目すべきか
今回の一連の会談で、すぐに大きな新方針が打ち出されるかどうかはまだ分かりません。ただ、ワシントンにウクライナと欧州、そして米国のリーダーたちが集まること自体が、今後の支援枠組みや外交戦略を占う重要なシグナルになります。
私たちが注目したいポイントは次の3つです。
- ウクライナへの軍事・経済支援について、どの程度の長期的なコミットメントが示されるか
- 欧州と米国の優先課題に違いがある場合、それをどう調整するのか
- 会談後の共同声明や記者会見で、どのようなメッセージが打ち出されるのか
ウクライナ情勢と米欧関係の行方を考えるうえで、今回のワシントンでの協議は、今後を占う一つの節目となりそうです。
Reference(s):
European leaders, Zelenskyy to hold meeting before White House talks
cgtn.com








