リスボンのグロリアケーブルカーが脱線 少なくとも15人死亡・18人負傷
リスボンの人気ケーブルカーで重大事故 少なくとも15人死亡
リスボンの観光名所として知られるグロリアケーブルカー(グロリア・フニクラール)が現地時間の水曜日に脱線し、少なくとも15人が死亡、18人が負傷しました。国際ニュースとしても大きな衝撃を与える事故であり、観光と公共交通の安全をあらためて考えさせられる出来事です。
事故の概要:グロリアケーブルカーが脱線・衝突
現地の国立救急医療機関とされる National Institute of Medical Emergency によりますと、今回の事故ではグロリアケーブルカーの車両が脱線し、クラッシュしたと伝えられています。
- 死者:少なくとも15人
- 負傷者:18人
- 場所:リスボンのグロリアケーブルカー
- 発生時期:現地時間の水曜日
死者と負傷者の詳しい内訳や、事故当時の状況などの詳細は、現地当局からの今後の発表が注目されています。
リスボンを象徴する観光スポットで起きた悲劇
グロリアケーブルカーは、リスボンでもよく知られた観光名所の一つとされています。急な坂道を走る歴史あるケーブルカーは、多くの観光客にとって「リスボンらしさ」を体験できる存在でした。
その象徴的な交通手段が重大事故の舞台となったことで、
- 日常的に利用していた地元の人々
- 観光で訪れていた人々
- リスボンという都市のイメージ
に大きな精神的ショックを与えているとみられます。
観光と公共交通の安全という課題
観光都市にとって、歴史ある乗り物や景観を生かした交通手段は大きな魅力です。一方で、こうしたインフラの安全性をどう確保するかは、世界各地の都市が共通して抱える課題でもあります。
今回のリスボンでの脱線事故は、次のような論点を投げかけています。
- 観光用の乗り物と日常の公共交通を、どう安全に両立させるか
- 老朽化した施設や設備の点検・更新を、どのように優先づけるか
- 観光客を含む利用者に、どこまでリスクを分かりやすく伝えるか
数字としての死傷者数だけでなく、「人が集まる観光インフラで事故が起きる」という構造的なリスクを直視する必要があります。
利用者としてできる安全意識の持ち方
私たちが海外や国内の観光地でケーブルカーやロープウェーなどを利用するとき、運営側の安全対策に依存せざるをえない面はあります。それでも、利用者として意識できるポイントはいくつかあります。
- 案内表示に注意する:非常ボタンや非常口の位置を、乗車前に軽く確認する
- 定員や注意書きを守る:定員オーバーや「立ち入り禁止」エリアには近づかない
- 異変を感じたらすぐに伝える:音や揺れなどに不安を感じた場合は、早めに係員に知らせる
- 混雑時は無理をしない:混み合う時間帯を避けるなど、リスクを下げる選択をする
こうした小さな意識の積み重ねが、万が一のときの被害を軽減する一助となる可能性があります。
なぜこのニュースを日本で考える必要があるのか
リスボンでのグロリアケーブルカー脱線事故は、遠く離れた都市の出来事に見えるかもしれません。しかし、日本でも山間部のケーブルカーやロープウェー、観光列車など、似た特徴を持つ交通手段が各地にあります。
観光とインフラ、安全対策、そして「古くからある乗り物をどう守り、どう更新していくか」という問いは、日本を含む多くの国と地域に共通するテーマです。今回の事故をきっかけに、
- 自分が暮らす地域の公共交通の安全
- 旅行先で利用する乗り物のリスク
- 行政や事業者にどのような安全投資を求めるべきか
といった点を、一人ひとりが考えるタイミングにしてみる価値があります。
2025年12月8日現在、報じられているのは死傷者数や脱線・クラッシュが起きたという事実にとどまっています。今後、原因究明や再発防止策がどのように議論されていくのかも、国際ニュースとして継続して注視していきたいポイントです。
Reference(s):
At least 15 dead, 18 injured after Lisbon's Gloria Funicular derails
cgtn.com








