カリフォルニアの小さなチャイナタウン、ロックが語る中国系移民の歴史 video poster
米カリフォルニア州サクラメントの南に、小さく静かなチャイナタウン「ロック」があります。全米の大都市にあるにぎやかな中華街とは対照的なこの歴史の町は、中国系移民が築いた物語を今に伝えています。
現地を訪れた記者マーク・ニュー氏は、国際ニュースの視点から、ロックの「豊かな歴史」と「静かな美しさ」をカメラに収めています。観光地としての派手さはなくても、アメリカ社会の一断面を知るうえで見逃せない場所だといえます。
都市の喧騒から離れた「小さなチャイナタウン」
アメリカの多くのチャイナタウンは、高層ビルに囲まれ、レストランや土産物店が立ち並ぶにぎやかな街として知られています。一方、サクラメント南部のロックは、そうしたイメージとは異なる、静かで落ち着いた雰囲気が特徴です。
ロックは、中国系移民によって築かれた歴史ある町であり、その成り立ち自体がアメリカの移民史の一部です。大都市から少し離れた土地に小さなコミュニティを作り、暮らしと文化を守ってきた人びとの足跡が、今も町並みに刻まれています。
中国系移民の記憶をどう受け継ぐか
2025年の今、アジア系を含む多様なルーツを持つ人びとの歴史を見つめ直す動きが、アメリカ各地で続いています。ロックのような小さなチャイナタウンは、派手な観光地ではないからこそ、一人ひとりの暮らしや記憶に近づける場所でもあります。
ロックの物語は、単に「古い中国系の町」というだけではありません。移民として新しい土地に根を下ろし、地域社会の一員として生きてきた人びとの努力や工夫を思い起こさせます。静かな通りや古い建物のたたずまいは、そうした日常の積み重ねを象徴しているといえるでしょう。
日本から見えるロックの意味
日本にいると、アメリカの移民コミュニティというと、どうしてもニューヨークやサンフランシスコのような大都市に目が向きがちです。しかし、サクラメント南部のロックのような小さな町にも、国際ニュースにはなかなか映らない物語が数多く存在します。
遠く離れたカリフォルニアの小さなチャイナタウンを知ることは、日本社会にとっても、移民や多文化共生を考えるヒントになります。規模の大小にかかわらず、地域に根ざしたコミュニティの歴史に耳を傾けることが、互いを理解する一歩になるのかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








