自民党と日本維新の会が連立合意 高市早苗氏の首相指名へ前進
日本の与党・自民党と日本維新の会が8日、連立政権の樹立で正式に合意しました。9日に予定される首相指名選挙を前に、自民党総裁の高市早苗氏が次期首相に選出される公算が大きくなっています。
高市・吉村両氏が連立合意文書に署名
8日(月)、自民党と日本維新の会は連立政権の樹立に向けた合意文書に署名しました。署名したのは、自民党総裁の高市早苗氏と、日本維新の会代表の吉村洋文氏です。
この連立合意によって、9日に召集される臨時国会で行われる首相指名選挙で、高市氏が優位に立つ構図が固まりつつあります。両党は首相指名選挙で協力する方針も確認しました。
NHKの報道によりますと、両党は国内外で厳しい課題が続く中で、立場の違いを乗り越えて安定した政権をつくり、日本の再生を目指すとしています。
連立合意の柱:経済支援・憲法改正・構造改革
今回の連立合意では、政策面で幅広い課題に共に取り組む方針が示されました。NHKによれば、主な柱として次のようなテーマが盛り込まれています。
- 迅速な経済支援策の実施
- 憲法改正の推進
- 大規模な構造改革の実行
経済支援策や構造改革の具体的な内容は、今後の協議で詰められていく見通しです。国内外で厳しい課題が続く中で、両党がどこまでスピード感を持って政策を実行できるかが問われます。
公明党との長年の連立解消が転機に
自民党はこれまで長年、公明党との連立を軸に政権を運営してきました。しかし今月、公明党は自民党との連立を解消しました。背景には、政治資金をめぐる問題への自民党の対応が不十分だとする公明党側の不満があったとされています。
この数十年続いた連立の解消が、今回の政界再編のきっかけとなりました。自民党にとって、日本維新の会との新たな連立には、国会運営の安定や政権基盤の立て直しを図る狙いがあるとみられます。
首相指名選挙はどう行われるか
日本の首相は、国会の衆議院と参議院の両方で行われる首相指名選挙によって選ばれます。候補者が第1回の投票で過半数の支持を得れば、その時点で首相に指名されます。
いずれの候補者も過半数に届かなかった場合は、得票数上位2人による決選投票が行われ、より多くの票を得た候補者が首相に選ばれます。
今回、自民党と日本維新の会は、9日に召集される臨時国会の首相指名選挙で協力することを確認しています。両党がまとまって高市氏を推せば、高市氏が第1回投票で過半数を確保する可能性が高いとみられます。
問われるのは安定と改革の両立
自民党と日本維新の会の連立は、日本政治にとって新たな組み合わせです。両党はこれまで政策面で必ずしも同じ立場ではありませんでしたが、今回の合意では、立場の違いを超えて安定した政権を築くと強調しています。
一方で、政治資金問題をきっかけに高まった政治への不信感をどう払拭するのか、また、憲法改正や構造改革といった大きなテーマをどのような手順と説明で進めるのかが、今後の重要な論点となりそうです。
経済や安全保障など、政権の選択は周辺国や国際社会からも注目されるため、日本発の国際ニュースとしても関心が高まりそうです。
新たな連立政権が、国内外の課題にどう向き合い、日本の再生をどこまで具体的な成果として示せるのか。9日の首相指名選挙は、そのスタートラインとなります。
Reference(s):
Japan's LDP, Japan Innovation Party sign coalition agreement
cgtn.com








