ケニア西部で土砂崩れ、死者22人に増加 行方不明29人の捜索続く
ケニア西部のリフトバレーで発生した土砂崩れの死者が22人に増えました。29人が行方不明、21人が治療を受けており、現地では軍も投入した捜索・救助活動が続いています。この国際ニュースのポイントを、日本語で整理しました。
死者22人、行方不明29人 被害の全体像
ケニア政府の報道官によると、西部リフトバレーに位置するエルゲヨ・マラクウェット郡(Elgeyo-Marakwet County)で土砂崩れが発生し、現地の日曜日の発表時点で少なくとも22人の死亡が確認されました。
同じ発表によれば、
- 29人が依然として行方不明
- 21人がけがを負い、治療を受けている
とされており、被害の全容はいまだ明らかになっていません。
豪雨と洪水のあとに発生した土砂崩れ
今回の土砂崩れは、土曜日にこの地域を襲った激しい雨と、それに続く深刻な洪水のあとに起きたと説明されています。短時間の豪雨で地盤が緩み、斜面が崩れやすくなる状況が重なったとみられます。
リフトバレーのような山がちな地域では、強い降雨のあとに土砂崩れが発生しやすく、家屋や道路、インフラが一気に被害を受けるリスクがあります。
軍用機と専門部隊が捜索・救助に投入
政府報道官のアイザック・ムワウラ氏は声明で、ケニア政府が軍の航空機と災害対応の専門チームを現地に派遣し、捜索・救助活動を行っていると明らかにしました。
軍用機による上空からの捜索と、地上での専門家チームの活動を組み合わせることで、行方不明者の発見と被災地の把握を急いでいるとみられます。
土砂災害が問いかけるもの
土砂崩れは、突発的に起きる一方で、「雨が続く」「川の水位が急に上がる」といった前兆からリスクが高まる災害でもあります。道路や家屋が斜面の近くにある地域では、被害が一気に拡大しやすいという特徴があります。
今回のケニアのニュースは、遠いアフリカで起きた出来事のように感じられるかもしれませんが、豪雨や土砂災害への備えという点では、日本を含む多くの国・地域に共通する課題を映し出しています。
私たちが考えたいポイント
この国際ニュースから、読者である私たちが考えられるポイントをいくつか挙げてみます。
- 豪雨や洪水、土砂崩れが起きやすい地域では、どのような早期警戒や避難の仕組みが必要か
- 災害時に、軍や専門部隊など、どの組織がどのような役割を果たせるのか
- 気候や地形の違いを越えて、災害から命を守るために各地の経験をどう共有できるか
ケニア西部で続く捜索・救助活動の行方が注目されるとともに、私たち自身の災害への向き合い方を静かに見直すきっかけにもなりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








