ナイジェリアで誘拐の女子生徒24人解放 大統領が救出確認
ナイジェリア北部で2025年11月17日に誘拐された女子生徒24人が無事に解放され、ボラ・ティヌブ大統領が11月下旬の火曜日に救出を確認したと発表しました。本記事では、この国際ニュースの概要と、相次ぐ誘拐事件が示す治安上の課題を整理します。
2025年11月17日、寄宿舎から連れ去られた女子生徒24人
地元当局によると、女子生徒たちは2025年11月17日、ナイジェリア北部ケビ州ワサグ/ダンコ地方政府区のマガにある政府女子総合中等学校の寄宿舎から、テロ行為に関与していると疑われる武装勢力により連れ去られました。誘拐から解放までには1週間余りを要したとされています。
ティヌブ大統領「全員無事で安堵している」
ティヌブ大統領は11月下旬の火曜日遅くに声明を出し、女子生徒24人全員が確認され、けがはなかったと明らかにしました。大統領は全員の無事が確認されたことに安堵の意を示しています。
ケビ州のナシル・イドリス知事も、女子生徒たちは全員健康状態に問題はなく、家族との再会に向けた手続きが進んでいると説明しています。誘拐から帰還までの精神的な影響は大きいとみられますが、まずは安全が確保されたことが何よりの救いです。
中部でも模倣誘拐、教会礼拝中や別の学校で
今回の誘拐は、ナイジェリア中部での模倣的な事件も誘発しました。11月下旬には、クワラ州の教会で礼拝中だった38人が誘拐され、さらに中部ニジェール州の別の学校では300人を超える生徒が連れ去られています。
地元当局によれば、誘拐された礼拝者全員と、生徒のうち51人は日曜日までに解放されました。一方で、残る生徒たちの行方や健康状態については、不安が続いているとみられます。
治安強化を急ぐナイジェリア政府
ティヌブ大統領は、再発防止に向けて誘拐の危険が高い地域に早急により多くの治安要員を配置する必要があると強調しました。学校や礼拝の場が狙われた今回の一連の事件は、日常生活のもっとも基本的な場ですら安全が揺らぎうる現実を浮き彫りにしています。
ナイジェリア政府にとって、教育へのアクセスを守りつつ子どもたちの安全をどう確保するかは、急を要する課題となっています。教室や寄宿舎、教会など、人々の生活の基盤となる場所をどう守るのか。今回の女子生徒の解放は朗報である一方、残された問いは小さくありません。
Reference(s):
Nigerian president confirms rescue of 24 abducted schoolgirls
cgtn.com








