マレーシア航空MH370便の海底捜索が再開へ 12月30日から55日間計画
マレーシア航空MH370便の行方を追う公式捜索が、2025年12月30日に海底調査として再開される見通しです。2014年の失踪から約11年9カ月を経て、依然として残る謎の解明に向けて一歩が踏み出されます。
何が発表されたのか
マレーシア運輸省は、マレーシア航空MH370便の捜索を2025年12月30日に再開すると発表しました。捜索は海底調査の形で行われます。
調査を担うのは、探査会社オーシャン・インフィニティです。同社は今後、合計55日間にわたって断続的に海底捜索を実施し、機体が見つかる可能性が最も高いと評価された海域を集中的に調べるとされています。
運輸省によると、今回の捜索は2025年3月25日にマレーシア政府とオーシャン・インフィニティの間で締結されたサービス契約に基づくもので、マレーシア政府は遺族に区切りをもたらすことに引き続きコミットしているとしています。
MH370便とはどんな事故だったのか
マレーシア航空MH370便の失踪は、2014年3月8日に起きた悲劇的な事故です。マレーシアの首都クアラルンプールから中国・北京に向かっていた旅客機は、乗客乗員239人を乗せたままレーダーから姿を消しました。
その後、行方が分からない状態が長く続き、事故の経緯や機体の所在をめぐって多くの疑問が残されたままとなっています。
今回の捜索再開が意味するもの
2014年の事故から、2025年12月時点で約11年9カ月が経ちます。それでもなお捜索が再開されることは、次のような意味を持つと考えられます。
- 行方不明となった機体の所在を特定し、事故の経緯解明につなげる可能性
- 長年、不確かな情報の中で暮らしてきた家族や関係者に、一定の答えを提供する可能性
- 将来の航空安全対策や国際的な捜索・救難体制の改善への示唆
なぜ注目されるのか
マレーシア航空MH370便の失踪は、多くの人々にとって今も記憶に残る出来事です。2010年代を代表する国際ニュースの一つとして、世界のメディアや専門家の関心を集め続けてきました。
今回、新たな海底捜索が実施されることで、これまで明らかになってこなかった情報が得られるのか、そしてどこまで真相に近づけるのかが、今後の大きな焦点となります。
これからのポイント
2025年12月30日から始まる海底捜索は、55日間という限られた期間の中で結果が問われます。現時点で、捜索海域の詳細や具体的な手法については、発表内容の範囲にとどまっています。
今後、
- 捜索開始後の進捗発表
- 新たな手掛かりが見つかった場合の検証プロセス
- マレーシア政府や関係国による情報公開のあり方
といった点が、国際社会や専門家、そして遺族の目線から注視されることになりそうです。
長い時間が経った今も、MH370便をめぐる問いは終わっていません。今回の捜索再開が、その問いにどこまで近づけるのか、年末以降の重要な注目点となります。
Reference(s):
Malaysia says search for flight MH370 to resume in late December
cgtn.com








