キューバ・ハバナの中華街で古典中国詩フェス 若者が言語と舞踊を披露 video poster
キューバ・ハバナの中華街で古典中国詩フェス 若者が言語と舞踊を披露
キューバの首都ハバナの中華街で、最近、中国の古典詩に焦点を当てたフェスティバルが開かれ、現地の子どもや若者たちが中国語の朗読や伝統的な踊りを披露しました。言葉と舞台芸術を通じて、地球の反対側の文化とつながろうとする試みとして注目されています。
ハバナの中華街で古典中国詩フェス
CGTNの報道によりますと、ハバナの中華街で古典中国詩のフェスティバルが開催されました。このイベントでは、キューバの若い学生たちが地球の反対側から伝わる中国の古典詩を自分なりに解釈し、朗読や表現に挑戦しました。さらに、伝統的な中国舞踊も披露され、観客は詩と音楽、動きが一体となった舞台を楽しんだとされています。
中国芸術・伝統センターが主催
フェスティバルを主催したのは、ハバナの中華街の中心部にある中国芸術・伝統センターです。このセンターのプログラムには、中国語や古くからの伝統文化を学ぶコースがあり、今回のイベントには、そこに通うキューバの子どもや若者たちが参加しました。学んできた言葉や所作を、地域の人びとの前で披露する成果発表の場にもなったといえます。
若い世代が学ぶことばと伝統
参加した子どもや若者たちは、中国語だけでなく、古い慣習や礼儀作法、踊りなど、中国の伝統に触れる機会を日常的に持っているとされています。フェスティバルでは、そうした学びが、詩の世界観の理解や、身体表現としての舞踊につながりました。教室の中だけでは完結しない学びが、地域の文化イベントとして共有されることで、周囲の大人たちにとっても新しい発見になった可能性があります。
なぜいま、キューバで中国の古典詩なのか
中国の古典詩は、自然や友情、人生の喜びと悲しみなど、普遍的なテーマを扱う作品が多いとされています。そのため、言語や国境を越えて共感を呼びやすい一面があります。キューバの若者たちがこの分野に取り組むことは、次のような意味を持つと考えられます。
- 外国語学習を、音楽やダンスを交えた総合的な体験として楽しめる
- 自国とは異なる歴史や価値観に触れ、自分の視野を広げるきっかけになる
- 中華街という地域コミュニティの場から、国際的な文化交流が生まれる
海を越える詩がつくる、静かな対話
今回のような小さな文化イベントは、派手な政治的メッセージを掲げるものではありませんが、日常のなかで相手の文化を理解しようとする静かな対話の積み重ねといえます。地球の反対側で生まれた詩を、キューバの子どもたちが自分の声と身体で表現する。その姿は、国や言語が違っても、人が物語やリズムを通じてつながれることを改めて示しています。中国の古典詩が、ハバナの路地で響き、踊りとなって表れる風景は、2025年の世界の国際ニュースの一つのかたちといえるかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








