12月中旬の夜空で注目される「ふたご座流星群」が、今週末にかけてピークを迎えています。北半球の三大流星群の一つとされ、条件がそろえば見応えのある流星観測が期待できます。
ふたご座流星群とは?北半球の“三大流星群”の一角
ふたご座流星群は、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」と並び、北半球で特に重要で信頼性が高い流星群として知られています。活動が比較的安定しているのが特徴で、ピーク時の天頂方向1時間あたりの出現数(ZHR)は最大150個に達することがあるとされています。
彗星ではなく“小惑星”が起源:3200パエトンの残したちり
多くの流星群は彗星由来ですが、ふたご座流星群は小惑星「3200パエトン」によって生み出されます。パエトンは地球近傍天体で、その軌道は水星、金星、地球、火星の軌道と交差します。
毎年およそ12月14日ごろ、地球がパエトンの軌道上に残されたちりの帯を通過し、それが大気中で発光して流星として見える——これが、ふたご座流星群が年末に見られる理由です。
観測のコツ:街明かりを避け、視界を広く、寒さ対策も
流星は特定の一点だけを見るより、空を広く見渡せる場所が有利です。観測を楽しむためのポイントは次の通りです。
- 街明かりの少ない場所へ(光害が少ないほど流星が見えやすくなります)
- 建物や木などの障害物を避ける(空が広く開けた場所が理想)
- 冬の冷え込みに備えて防寒(長時間じっと空を見るため、体感温度が下がりやすいです)
次の注目:2026年1月のしぶんぎ座流星群
この先の見どころとしては、来月の「しぶんぎ座流星群」が控えています。2026年は1月3日の夜から1月4日未明にかけてピークが見込まれており、年明けの夜空の楽しみとして注目されます。
年末の慌ただしさの合間に、少しだけ空を見上げる時間を作ってみると、ニュースとは別のスケールで季節の移ろいを感じられるかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com







