ふたご座流星群が2025年もピークに:なぜ「外さない」流星群なのか video poster
2025年12月中旬、北半球で最大級かつ「最も頼れる」流星群のひとつ、ふたご座流星群(Geminids)がピークを迎え、夜空に見応えのある光の筋を描きました。毎年ほぼ同じ時期に訪れ、条件が整えば大量の流れ星が期待できる――それが、いま注目される理由です。
ふたご座流星群が特別視される理由
流星群は「いつ、どれだけ見えるか」が読みにくいこともありますが、ふたご座流星群は比較的安定して観測チャンスがあることで知られています。北半球の三大流星群として、1月のしぶんぎ座流星群(Quadrantids)、8月のペルセウス座流星群(Perseids)と並び語られることが多い存在です。
数字が示す“期待値”の高さ
ふたご座流星群は、天頂1時間あたりの出現数(ZHR:理想条件下での推定最大値)が約150に達するとされます。言い換えると、街明かりが少なく視界の開けた場所で、空の条件が良ければ「1時間に最大150個程度の流れ星」を見られる可能性がある、という目安になります。
北半球でより「明るく多く」感じやすい
ふたご座流星群は南北両半球で観測できます。ただ、夜空を横切る見え方の特性から、赤道より北側の地域では、より明るく、より頻繁に見えたと感じやすい傾向があるとされています。
“彗星”ではなく「地球近傍小惑星」が源という珍しさ
多くの流星群は彗星が残したちりの帯が原因ですが、ふたご座流星群は地球近傍の小惑星が起点とされる点でも特徴的です。毎年12月中旬ごろ、地球がその軌道上に広がる微小な破片(デブリ)の流れを通過することで、大気中に飛び込んだ粒子が発光し、流れ星として観測されます。
見逃しても次がある:次は2026年1月初旬のしぶんぎ座流星群
もし今回のピークを見逃しても、天体ショーは続きます。次の注目は、来年(2026年)1月初旬の夜にピークを迎えるしぶんぎ座流星群です。冬の澄んだ空気は星空観察に向く一方、寒さ対策が欠かせません。短時間でも空を見上げられるタイミングを作ってみると、思いがけない「一本」に出会えるかもしれません。
- ポイント:ふたご座流星群は毎年12月中旬にピークを迎えやすく、出現数の期待値が高い
- 特徴:彗星ではなく地球近傍小惑星由来とされる
- 次回予告:しぶんぎ座流星群が2026年1月初旬にピーク
Reference(s):
cgtn.com








