米国西部の冬の嵐、最大231km/hの突風 停電は約75万件に
米国西部から中部にかけて冬の嵐が広がり、電力インフラや日常生活に大きな影響が出ています。報道によると、ワイオミング州のマウント・コフィンでは最大231km/hの突風が観測され、全米で約75万件の停電につながったとされています。
何が起きたのか:西部〜中部を横断した冬の嵐
今回の冬の嵐は、西部から中部へと広い範囲を横断するかたちで発達しました。強風がピークに達した地点の一つとして、ワイオミング州マウント・コフィンで231km/hの突風が報じられています。
冬の嵐は、降雪だけでなく、暴風や吹雪、着氷(雨氷)などが同時に起こりやすいのが特徴です。視界不良や路面状況の悪化に加え、送電線や樹木への負荷が一気に高まりやすくなります。
停電は約75万件:生活インフラに連鎖的な影響
報道ベースでは、停電は全米で約75万件にのぼったとされています。停電は単に「電気が消える」だけでなく、以下のように影響が連鎖します。
- 暖房が使えない、または効きが落ちる
- 携帯電話の充電や通信環境が不安定になる
- 信号機や交通システムに支障が出る
- 店舗の営業や物流が滞り、生活物資の入手性が下がる
特に年末が近い12月は移動や配送が増える時期でもあり、停電と交通障害が重なると、影響の範囲が広がりやすい局面です(2025年12月時点)。
「風」が主役になる冬の災害:231km/hが示すもの
冬の嵐というと雪に目が行きがちですが、被害の引き金として大きいのが風です。暴風は、送電線の揺れや飛来物、倒木を通じて停電リスクを押し上げます。さらに、降雪や着氷が加わると、枝や電線に重みが増して断線が起こりやすくなります。
今回報じられた231km/hという数字は、現場が「立っているだけで危険」になり得る強さを示唆します。復旧作業も安全確保のために遅れやすく、影響が長引く要因になります。
いま注目したいポイント:情報と行動の“時差”を減らす
冬の嵐では、天気の変化と生活影響の立ち上がりが速く、情報を得てから行動するまでの“時差”が被害の大小を分けます。停電や移動への備えとしては、次のような実務的な確認が有効です。
- 充電手段(モバイルバッテリー等)と電池式ライトの確保
- 暖房が止まる前提で、室内の保温手段を確認
- 交通情報と停電情報を同時にチェックし、移動計画を柔軟に
強風・降雪・着氷が重なる冬の嵐は、都市部でも郊外でも同じように脆弱性を突きます。復旧の進み方や影響範囲は地域で異なるため、最新情報の更新頻度そのものが「安心材料」になりそうです。
Reference(s):
Storms batter western U.S., cut power to around 750,000 customers
cgtn.com








