ミラノ・コルティナ2026聖火リレー、クリスマス前にナポリ到着
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの聖火リレーが、クリスマスを前にイタリア南部のナポリに到着しました。雨模様の街で最終区間を終えたリレーは、祝祭に合わせて2日間いったん休止し、年明けに向けた熱を静かに蓄えるかたちです。
ナポリで「区切りの一日」 ピアッツァで市を挙げた祝賀
今回の締めくくりの舞台となったのは、ナポリ中心部の象徴的な広場・ピアッツァ・デル・プレビシート。市内で祝賀イベントが行われ、聖火は“スポーツと街”の結びつきを可視化するようにゴールへ向かいました。
トーチを手にしたのは、イタリアサッカー界のレジェンド、ファビオ・カンナバーロ氏。地元ナポリでプロキャリアをスタートさせ、2006年のFIFAワールドカップでは主将として優勝を経験した人物です。現在はウズベキスタン代表の監督を務め、過去には中国本土でも指導経験があったとされています。
ポンペイ遺跡からカンパニア州を縦断、都市と暮らしをつなぐルート
ナポリ到着に先立ち、聖火はポンペイ遺跡を通過しました。リレー第18ステージはカンパニア州をめぐり、トッレ・アンヌンツィアータを出発して州最大の都市ナポリへ。
- トッレ・デル・グレコ
- エルコラーノ
- ポルティチ
- サン・ジョルジョ・ア・クレマーノ
歴史遺産の景観と、海沿いの生活圏をなぞるような道筋は、「大会のための移動」以上に、地域の記憶や日常を聖火が拾い上げていく時間にも見えます。
クリスマス休止を挟み、金曜に再開へ——開会式は2026年2月6日
聖火リレーはクリスマスのため2日間休止し、今週金曜日にラティーナで再開予定とされています。その後はミラノへ向かい、開会式の会場となるサン・シーロ・スタジアムへ。開会式は2026年2月6日に予定されています。
リレー全体では総距離1万2000kmを走り、イタリア全110県を通過する計画です。スポーツイベントの準備であると同時に、「全国を一本の物語でつなぐ」大規模なコミュニケーションでもあります。
今回のポイント(さっと把握)
- 直近の到達地:ナポリ(クリスマス前の最終地点)
- 象徴的な通過地:ポンペイ遺跡
- 休止:祝祭に合わせて2日間
- 再開予定:金曜日にラティーナ
- 開会式:2026年2月6日(ミラノ)
- 規模:1万2000km、イタリア全110県
ナポリでの“いったんの区切り”は、年末の空気と重なって、次の加速に向けた間(ま)をつくりました。聖火が再び動き出すとき、どの街がどんな表情で迎えるのか。リレーの後半は、冬季オリンピックの機運を測る温度計にもなりそうです。
Reference(s):
Milano Cortina 2026 torch relay reaches Naples before Christmas
cgtn.com








