シリア治安部隊、ダマスカス近郊でIS幹部を拘束 自爆ベルトなど押収
シリア国営メディアによると、シリア治安部隊は今週水曜日、ダマスカス郊外で過激派組織「イスラム国」(IS)の上級指揮官を拘束しました。首都周辺で治安対応が強まる中、ISの拠点を狙った作戦として注目されています。
何が起きたのか:ダマスカス近郊の潜伏先を急襲
国営SANA通信は内務省筋の情報として、作戦はダマスカス郊外(リーフ・ダマスカス県)のアル・ムアダミヤ市にあるISの潜伏先を標的に実施されたと報じました。治安当局は「集中的な監視と情報収集」を経て、総合情報機関(General Intelligence Service)および米国主導の国際有志連合と連携して作戦を行ったとされています。
拘束された人物:ダマスカスでの「トップ指導者」と報道
リーフ・ダマスカス県の内部治安責任者アフマド・アル=ダッラーティ氏は、ISのダマスカスにおけるトップ指導者とされるタハ・アル=ズービ容疑者(通称「アブ・オマル・タビヤ」)を、複数の側近とともに拘束したと説明しました。
押収物:自爆ベルトと軍用レベルの武器
同氏はまた、作戦で「爆発物の自爆ベルト」や「軍用レベルの武器」を押収したと述べ、首都周辺で活動するISネットワークに対する大きな打撃だと位置づけました。
背景:ここ数週間の攻撃で警戒が強まる
今回の作戦は、シリア各地で治安部隊や民間人を標的とした攻撃がここ数週間続いたことを受け、警戒と取り締まりが強まっている流れの中で行われたとされています。アル=ダッラーティ氏は、当局がISの残存勢力の追跡を続け、テロに関与した者や支援した者は責任を問われると強調しました。
同日別件:ラタキア県でも作戦、武装グループ3人死亡
国営メディアによれば、同じ水曜日には沿岸部ラタキア県でも治安作戦が実施され、武装グループのメンバー3人が死亡したと報じられました。
今後の焦点:首都圏の安全と「連携作戦」の広がり
今回の報道でポイントになるのは、首都ダマスカス周辺でのIS対策が「監視・情報収集」から「摘発」に移っていること、そして作戦が国際有志連合との連携の下で実施されたとされる点です。年末のこの時期(2025年12月25日現在)、治安当局が追加の摘発や警戒強化を進めるのか、関連情報の更新が待たれます。
Reference(s):
Syrian forces arrest a senior IS commander in a security operation
cgtn.com







