トランプ氏、ラテンアメリカ麻薬カルテルへ「地上攻撃」開始を確認
米国のドナルド・トランプ大統領が、ラテンアメリカの麻薬カルテルの標的に対する「地上攻撃」を近く開始すると確認しました。海上での薬物密輸が「96%減った」とする中で、対策の重心を「陸」に移す発言として注目されています。
何が起きたのか:クリスマスの軍向けメッセージで言及
トランプ氏は現地時間の水曜日(クリスマスの軍向け挨拶の場)に、ラテンアメリカの麻薬カルテルの標的に対し、今後「地上攻撃(ground strikes)」を始めると述べました。
今回の発言の要点(記事内で確認できる範囲)
- 麻薬カルテルの標的に対する「地上攻撃」を近く開始すると確認
- 海上での薬物密輸は「96%減った」と言及
- 「いまは陸を狙っている」と述べ、対応の軸足を示唆
- カリブ海に展開中の空母「USS Gerald R. Ford」の乗組員に特別な祝意
「海で減った」次に「陸へ」—言葉が示す作戦の転換
発言の中でトランプ氏は、薬物密輸の海上ルートが大幅に減ったという認識を示したうえで、「陸」を次の焦点に据える姿勢をにじませました。海上での取り締まりや監視の強化が一定の成果を上げたという前提に立つと、密輸や拠点の重心が陸側に移る、という見立てが政策判断を後押ししている可能性があります。
ただし「地上攻撃」という言い方は幅が広く、具体像はこの時点では明確ではありません。たとえば、標的の性質(拠点・輸送網・資金源など)や、実施場所、関与する部隊の範囲によって、地域への影響は大きく変わります。
カリブ海に展開する「USS Gerald R. Ford」への言及が持つ意味
トランプ氏は、カリブ海に展開中だという空母「USS Gerald R. Ford」の乗組員に特別な祝意を述べました。地上作戦に触れた同じ文脈で、海域に展開する大規模戦力へ言及したことは、取り締まりや作戦が「陸」だけで完結せず、周辺海域も含めた広い態勢の中で語られている印象を与えます。
いま注目される論点:見えていない部分ほど議論になる
今回の発言は短い一方で、関係各所が注視しそうなポイントがいくつかあります。
- 作戦の範囲:どの地域・どの標的を想定しているのか
- 現地側との関係:協力や調整の枠組みがどうなるのか
- エスカレーション管理:衝突拡大をどう避けるのか
- 成果指標:「海上96%減」に続く次の評価軸をどう置くのか
「麻薬対策」という目的は共有されやすい一方、手段が軍事的色彩を帯びるほど、現場の安全や周辺社会への影響、そして地域の受け止め方が複雑になります。今後、発言を具体化する追加説明が出るかが焦点になります。
これから何を見るべきか
きょう(2025年12月25日)の時点で、確認できるのは「近く地上攻撃を始める」という方針表明と、海上密輸が減ったという主張、そして空母展開への言及です。今後は、次の情報が出てくるかどうかでニュースの輪郭がはっきりしてきます。
- 「地上攻撃」の具体的な定義(何を、どう行うのか)
- 対象地域・標的の考え方
- 周辺海域を含む運用の全体像
言葉が先行しやすいテーマだからこそ、具体策の説明がどこまで積み上がるかが、評価の分かれ目になりそうです。
Reference(s):
Trump confirms upcoming ground strikes on Latin American drug cartels
cgtn.com







