NYCを冬の嵐直撃、非常事態宣言と欠航相次ぐ——最大25cm予報 video poster
年末の移動が増える時期に、米北東部を強い冬の嵐が直撃し、ニューヨーク市周辺では非常事態宣言や航空便の欠航が広がっています。交通の乱れが生活に直結する都市部だけに、影響の大きさが際立っています。
何が起きた?——「3年で最も多い雪」になる可能性
現地時間の木曜日、米国立気象局(NWS)は北東部に冬の嵐警報を発令しました。これを受け、ニューヨーク州とニュージャージー州の一部地域は非常事態を宣言し、除雪や交通対策を急いでいます。
予報では、ニューヨーク周辺の降雪は最大で25センチに達する可能性があり、最も強い雪は金曜日の早朝まで続く見込みとされています。ニューヨーク市のエリック・アダムズ市長は、今回の雪が市内では過去3年で最も多い降雪になるとの見通しを示しました。
市長は「不要不急の外出を避けて」——路面凍結への警戒
アダムズ市長は、降雪のピークが木曜夜になるとし、雪に加えて気温低下が重なり路面状況が急速に悪化すると注意を呼びかけました。木曜午後から夜にかけて、滑りやすい道路が増えると見込まれています。
年末の休暇で移動する人が多いことも踏まえ、市は次のような行動を促しています。
- 不要不急の移動は控える
- やむを得ず外出する場合は公共交通機関の利用を検討する
警報の対象は南コネティカット〜NY・NJ一帯
冬の嵐警報の対象は、コネティカット州南部からニュージャージー州北東部、ニューヨーク州南東部に広がっています。都市圏が連なるエリアのため、降雪の強まりがそのまま通勤・物流・航空に波及しやすい状況です。
交通への影響:フェリー停止、地上交通の備え、空の便は大規模欠航
市内交通:フェリーは前倒し停止、除雪計画も
ニューヨーク市のフェリーは木曜日に早めに運航を停止すると発表しました。地上交通では、バスにタイヤチェーンを装備するなどの対策が進み、地下鉄やバス路線でも除雪計画が展開されています。
航空:遅延5,500便超、NY発着の欠航は約1,200便
航空データによると、木曜午後3時50分(米東部時間)の時点で、米国内の便は5,500便以上が遅延し、ニューヨーク発着に限っても約1,200便が欠航しました。
ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)では、370便以上が欠航、200便が遅延とされ、年末の移動計画に直接の影響が出ています。
いま何が焦点か:雪そのものより「移動の集中」と「連鎖的な遅れ」
大都市の冬の嵐で焦点になるのは、積雪量だけではありません。帰省や休暇の移動が重なるタイミングでは、欠航や運休が一度起きると、振替・宿泊・地上移動の混雑が連鎖しやすくなります。雪と低温が重なる局面では、道路の滑りやすさが増し、短時間で状況が変わる点も注意が必要です。
(新華社の情報を含む)
Reference(s):
Winter storm slams NYC triggering emergencies and flight disruptions
cgtn.com







