アフリカ政治の2025年を総点検:揺れた統治、増した存在感 video poster
2025年のアフリカ政治は、劇的な変化が相次ぎ大陸の制度の強さが試される一方で、国際社会での存在感がいっそう増した一年でした。
2025年に目立った「揺れ」と「変化」
この一年を振り返ると、アフリカの政治風景は「転換」と「耐久性」が同時に問われる局面が続いた、と整理できます。大きな動きが起きるたびに、政治は結果だけでなく、そこへ至るプロセスや説明のあり方まで含めて注視されました。
変化が急なほど、短期的には不確実性が増します。一方で、変化を受け止め、社会として折り合いをつけていく過程は、政治の成熟度を映す鏡にもなります。
試されたのは「大陸の制度」とその粘り強さ
2025年は、各国政治の動きだけでなく、アフリカの大陸レベルの枠組みや制度がどこまで機能するのか、という視点でも語られました。制度は、平時には見えにくいものです。緊張や対立、判断の分岐点に直面したときに初めて、その設計や運用の癖が表に出ます。
制度の「レジリエンス(回復力)」が問われたという事実は、裏返せば、制度そのものが政治の主役として意識される段階に来ていることも示唆します。
広がるグローバル影響力:声が届く場が増えた
同時に2025年は、アフリカのグローバルな影響力が拡大していることも改めて浮かび上がりました。世界の論点が複雑化するほど、「当事者の視点」は重みを増します。アフリカが国際的な議題の中で、立場や考えを示す機会が増えたことは、地域の動きが世界の意思決定と無関係ではいられない局面に入っていることを物語ります。
結局、統治で「本当に大切なもの」は何か
年末の総括として残るのは、出来事の羅列よりも、統治の核心をめぐる問いです。
- 何が「正当性」や「納得感」を支えるのか
- 制度は緊張の局面で、どこまで社会を支えられるのか
- 政治の変化は、人々の暮らしの改善につながっているのか
2025年の「揺れ」は、これらの問いを先送りしにくくした一年だった、とも言えます。
2026年に向けて:変化の先にあるもの
きょう(2025年12月28日)時点で見えているのは、アフリカ政治が「変化の大きさ」だけで評価される段階から、「制度の運用」や「統治の質」がより重く問われる段階へ、視線が移りつつあることです。2026年は、その移行がどこまで進むのかが注目点になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








