ギニア大統領選が投票開始、暫定指導者ドゥンブヤ氏が勝利有力
ギニアで2025年12月28日(現地時間)、大統領選挙の投票が始まりました。2021年のクーデター後に続いてきた「民政復帰への移行プロセス」を区切る選挙として注目される一方、暫定政権の指導者ママディ・ドゥンブヤ氏が大差で勝利するとの見方が広がっています。
投票は朝7時開始、結果は「48〜72時間以内」の見通し
投票所は全国で午前7時(0700GMT)に開き、首都コナクリを含め、報告されているのは軽微な遅れにとどまっています。登録有権者は約670万人で、投票は午後6時(1800GMT)に締め切られる予定です。
- 登録有権者:約670万人
- 投票時間:7:00〜18:00(現地時間)
- 暫定結果:48〜72時間以内に公表見込み
ドゥンブヤ氏は「無所属」で出馬、対抗勢力は分散
ドゥンブヤ氏は、元特殊部隊の司令官で、年齢は40代前半とみられています。今回は無所属として、ほか8人の候補者と争います。
ただ、選挙戦は「強い対抗馬が見当たりにくい」とされる構図です。前大統領アルファ・コンデ氏と、長年の野党指導者セルー・ダレイン・ディアロ氏は国外に滞在しており、また複数の著名な野党関係者が立候補を認められなかったとされています。結果として、反対票が一人に集まりにくい、分裂した選挙戦になっています。
「民政復帰」の節目になる一方、統制の度合いも焦点
今回の大統領選は、2021年のクーデターから4年を経て、移行を「完了」させる手続きとして位置づけられています。選挙の実施そのものは、移行を先へ進める重要なステップになり得ます。
一方で、移行プロセスが「厳格に管理されてきた」と伝えられる中、投票から開票、結果公表までの運用が、どれだけ広く納得を得られるかも注目点です。短期間で発表される見込みの暫定結果に対し、各陣営がどのように反応するかが、その後の政治の安定を左右しそうです。
今後の見どころ:発表スケジュールと政治の受け止め
現時点で見ておきたいポイントは、次の3つです。
- 暫定結果の公表:48〜72時間以内という見通し通りに進むか
- 異議申し立てや抗議の有無:選挙結果の受け止めが落ち着いて推移するか
- 移行の次の工程:新体制が「民政」としてどのような枠組みを示すか
西アフリカでは政変や移行過程が政治・経済の見通しに直結しやすく、ギニアの今回の結果も、地域情勢を追う上で見逃せない動きになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com







