アーセナルがヴィラに4-1快勝、年内首位確定の“声明”勝利【プレミアリーグ】
アーセナルがアストン・ヴィラを4-1で下し、2025年をプレミアリーグ首位で終えることを確定させました。全得点が後半に生まれ、内容でも結果でも「今季の優勝争いに本気でいる」と示す一戦になりました。
後半だけで4発、セットプレーとカウンターが噛み合う
試合は火曜(現地時間)、アーセナルのホームで開催。スコアが動いたのは後半に入ってからでした。
- 後半早々:DFガブリエウ・マガリャンイスがCKからヘディングで先制
- 52分:マルティン・スビメンディが追加点
- 69分:レアンドロ・トロサールがペナルティエリア外から鮮やかな3点目
- 78分:途中出場のガブリエウ・ジェズスが投入1分で4点目(深い位置からのカウンターを完結)
ヴィラは終了間際にオリー・ワトキンスが1点を返しましたが、試合の流れを変えるには至りませんでした。
「ベンチの厚み」を象徴したジェズスの追加点
とりわけ目を引いたのが、交代直後に結果を出したジェズスのゴールです。トロサールが関与したカウンターから、ほぼ同じコースに曲げ込む形でネットを揺らし、今季のアーセナルが持つ選手層の厚さを強く印象づけました。試合後、ミケル・アルテタ監督がスタッフとハイタッチを交わした場面も、その手応えを物語ります。
勝点差が示す「年越しの景色」――シティは元日に試合
この勝利でアーセナルは、マンチェスター・シティに勝点5差をつけました。シティは元日にサンダーランド戦を控えており、年末年始の数日で順位表の見え方が変わる可能性も残ります。さらに、3位ヴィラには勝点6差。優勝争いだけでなく、上位陣の力関係にもひとつ輪郭が出た格好です。
「2004年以来」の重みと、アルテタの言葉
アーセナルがプレミアリーグを制していないのは2004年以来。タイトルへの期待が高まるほど、指揮官にかかるプレッシャーも増していきます。
アルテタ監督は試合後、「素晴らしい夜です。厳しい試合になると分かっていました。後半の入り方が素晴らしく、ギアを上げて効率的に戦えました」と振り返りました。また「2026年に向けて、自分たちが何を望んでいるか分かっている」とも語り、視線を先へ置いた姿勢をにじませています。
握手なしの一幕も――エメリ監督は「寒かった」
試合後、ヴィラのウナイ・エメリ監督がアルテタ監督と握手を交わさなかったことも話題になりました。エメリ監督は「いつもは相手監督のところへ行って握手してから中に入るが、寒かった」と説明。かつてアーセナルを率いた人物同士の再会が、意外な形で注目を集めました。
得点王がいなくても勝てる? “分散”という武器
今季のアーセナルは、得点ランキング上位に突出した選手がいるわけではありません。それでも、この試合のようにセットプレー、ミドル、カウンター、途中出場の一撃まで多彩に点が取れるなら、むしろ相手にとっては守りにくいチームになります。得点の「分散」が、終盤戦でどんな安定感につながるのかは注目点です。
同日の他試合:チェルシーは2-2、マンUは足踏み
- チェルシー 2-2 ボーンマス
- ニューカッスル 3-1 バーンリー
- マンチェスター・ユナイテッド 1-1 ウォルヴァーハンプトン
- ウェストハム 2-2 ブライトン
- エヴァートン 2-0 ノッティンガム・フォレスト
首位アーセナルが「年内トップ」で締めた一方、上位争いは引き分けや取りこぼしも混じり、年明けの数試合が順位表をさらに揺らしそうです。
Reference(s):
4-1 statement win over Aston Villa keeps Arsenal top of Premier League
cgtn.com








