ブルガリアがユーロ導入、ユーロ圏21番目の加盟国に
2026年1月1日、ブルガリアがユーロを導入し、ユーロ圏の21番目の加盟国となりました。通貨が変わるのは「象徴的なニュース」であると同時に、現金の支払い方や両替ルールなど、生活の実務にも直結する動きです。
何が起きた? きょうからユーロがブルガリアの通貨に
ブルガリアは新年の今日(2026年1月1日)から、従来の通貨レフ(BGN)に代わり、ユーロを法定通貨として採用しました。これにより、ユーロ圏は21加盟に広がった形になります。
いつ何が変わる? 1月は「ユーロ+レフ」併用、2月から一本化
移行は段階的に進みます。ポイントは次の通りです。
- 2026年1月中:ブルガリア・レフ(BGN)も引き続き流通(併用)
- 2026年2月1日から:ユーロが唯一の法定通貨(ユーロに一本化)
現金を日常的に使う人ほど、1月は「どの通貨で払えるのか」「お釣りはどうなるのか」といった細部が気になりやすい時期です。旅行者や出張者にとっても、1月と2月で現金の扱いが変わる点は要チェックといえます。
レフはいつまで無料でユーロに替えられる? 6月末までが目安
レフからユーロへの交換(両替)については、期間と場所が整理されています。
- 2026年1月1日〜6月30日:銀行や郵便局で、無料でレフをユーロに交換可能
- 2026年7月1日以降:交換に手数料がかかる
「家にレフの現金が残っている」「小口の現金を持っている」という場合、無料期間のうちに交換しておくかどうかが実務上の分かれ目になりそうです。
なぜ今? 2025年6月の欧州委員会発表が“最終シグナル”に
今回のユーロ導入は突然決まったものではありません。2025年6月4日、欧州委員会が「ブルガリアはユーロ導入の基準を満たし、2026年1月1日から導入可能」と発表していました。そこから準備期間を経て、今日の導入に至った流れです。
生活者目線で見ると:価格表示、家計管理、現金の持ち方が変わる
通貨切り替えは、マクロ経済だけでなく日々の行動も少しずつ変えます。特に影響が出やすいのは次の領域です。
- 価格感覚のアップデート:レフ建ての“いつもの値段”を、ユーロで再学習する必要が出る
- 現金管理のシンプル化:2月以降はユーロに一本化され、会計・両替の手間が減る
- 旅行・越境取引の実務:ユーロ圏内での支払いが統一され、短期滞在や出張では利便性が増す
一方で、移行期は「二重表示」「釣り銭」「手元の現金の交換」など、細かい確認が増えがちです。1月は“慣れるための1カ月”として、生活者も事業者も足元を整えるタイミングになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








