マドゥロ氏、トランプ氏との「2回目の電話」を否定 平和関係を強調
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が、米国のドナルド・トランプ大統領との「2回目の電話会談」を否定しました。年明け直後の発言として、米ベネズエラ関係の温度感を読み解く手がかりになりそうです。
「電話は1回だけ」—11月21日の約10分間が唯一の会話
マドゥロ大統領は1月2日(現地時間)にライブ形式のインタビューで、トランプ大統領との電話は11月21日に約10分間行われた1回のみだと説明しました。「2回目」の電話があったという見方を打ち消した格好です。
この電話会談については、雰囲気は「敬意があり、友好的(cordial)」だったとしつつ、その後の米国の対応については「友好的ではなかった」と不満をにじませました。
軍事的対立は望まず、「米国の人々」との平和を繰り返し強調
発言の中でマドゥロ大統領は、米国との関係について軍事的な対立や戦争を望まないと明言し、「米国の人々」との平和的関係を維持したい考えを強調しました。
新年演説では「最良の状態で課題に直面」 経済成長と結束を訴え
今回のコメントは、今週水曜日に放送された新年演説の流れも踏まえたものです。演説でマドゥロ大統領は、ベネズエラが課題に直面している一方で「最良の状態で」向き合えていると述べ、実体経済の成長を「外部からの攻撃や封鎖を乗り越えている証拠」だと位置づけました。
また、最近の「帝国主義的な脅威」という認識のもとで、国家的な一体感や国への帰属意識が強まっていると主張。国民に対して、結束して「帝国主義」に抵抗するよう呼びかけました。
いま何が焦点か:電話会談の事実関係と、その後の「行動」
現時点で見えている論点は大きく2つです。
- 電話会談の回数・中身:マドゥロ大統領は「1回のみ」と明確化。
- 会談後の米国の対応:マドゥロ大統領は「友好的ではなかった」と述べ、言葉と行動のギャップを示唆。
電話の「空気感」は丁寧に描写しつつ、その後の展開には距離を置く——この組み立て自体が、対外関係と国内向けメッセージ(結束の強調)を同時に成立させる狙いとしても読めます。
Reference(s):
Maduro denies second call with Trump, calls for peaceful relations
cgtn.com








