コロンビア、米軍のベネズエラ急襲受け国連安保理とOASに緊急招集要請
ベネズエラでニコラス・マドゥロ大統領が米軍の軍事作戦で拘束されたとされる事態を受け、コロンビアが国連安全保障理事会と米州機構(OAS)に場を設けるよう求めました。地域の安定が揺らぐなか、議論の焦点は「正当性」と「移行の設計」に移りつつあります。
何が起きたのか:カラカスへの作戦と大統領拘束
提供情報によると、米軍は土曜日未明、大規模な軍事作戦を開始し、ベネズエラの首都カラカスを攻撃。ニコラス・マドゥロ大統領と妻のシリア・フローレス氏を拘束したとされています。
また、ドナルド・トランプ米大統領は、米国が「安全で適切かつ慎重な移行」が実現するまでベネズエラを「運営する(run)」旨を述べたとされています。
コロンビアの対応:国連安保理(1月5日)とOASに招集要請
コロンビアは、事態の深刻化を踏まえ、国連安保理の緊急会合を2026年1月5日(月)に開くよう要請したとされています。あわせて、OAS(米州機構)でも特別会合の開催を求めました。
さらに、国境の町ククタで土曜日遅くに開かれた記者会見で、コロンビア大統領府行政部のアンジー・ロドリゲス局長は、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)の外相会合を招集する案も示したとされています。コロンビアは現在、CELACの議長国(輪番)だとされています。
国際社会の反応:一方的措置への批判が広がる構図
提供情報では、この米国の一方的な動きに対し、複数の国や国際機関が強い非難を示しており、コロンビアもその一つに含まれるとされています。
ここで論点になりやすいのは、単に「賛否」ではなく、次のような実務的課題です。
- 権力の空白:拘束が事実であれば、国内統治の空白をどう埋めるのか
- 移行の手続き:「移行」を誰が、どの枠組みで担保するのか
- 周辺国への波及:国境地帯の緊張、避難・移動、治安面のリスク
今後の焦点:会合が「出口」を描けるか
きょう(2026年1月4日)時点で、コロンビアが求めた安保理やOAS、さらにCELACの場が実現すれば、争点は「現状追認」か「国際的な監視・調整」か、あるいはその折衷かに移っていく可能性があります。
特に、米国側が示したとされる「移行完了まで運営」という言葉を、周辺国や地域機構がどのように受け止め、どんな条件(期限、監視、手続き)を求めるのかが、次のニュースの中心になりそうです。
Reference(s):
Colombia requests UN, OAS sessions over US raid in Venezuela
cgtn.com








