中国の趙楽際氏、アイルランドのマーティン首相と北京で会談
2026年1月6日(火)、中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会の趙楽際委員長が、アイルランドのミホル・マーティン首相(タオシー)と北京で会談しました。前日の首脳会談で示された方向性を、具体的な協力に落とし込めるかが焦点になりそうです。
会談のポイント:首脳合意を「実行段階」へ
趙氏は、1月5日(月)に行われた両国首脳の会談が、二国間関係の発展に向けた「新たな青写真」を描いたとの認識を示しました。その上で中国側として、首脳間の重要な共通認識を実行に移し、相互理解と信頼を高め、互恵・ウィンウィンの協力を深めたいと述べたとされています。
「議会」同士の交流が前面に:立法・監督・統治経験の共有
今回の会談で特徴的なのは、政府間の協力だけでなく、立法機関同士の関係強化が明確に語られた点です。趙氏は、中国の全人代としてアイルランド議会との意思疎通や交流を強め、次の分野での相互学習を深めたいと述べました。
- 立法(ルールづくり)
- 監督(政策や行政のチェック)
- 国家統治に関する経験
こうした議会間交流は、政策の方向性をすり合わせる「言葉の交通整理」として機能しやすく、結果として実務的な協力を後押しする役割が期待されます。
マーティン首相「中国の発展は称賛に値する成功」:ワンチャイナ政策も表明
マーティン首相は、中国の発展を「称賛に値する成功の物語」と評価した上で、アイルランドはワンチャイナ政策を堅持すると述べたとされています。また、中国との各分野での交流と協力を深め、立法機関間の交流も強化し、協力の成果をさらに積み上げたい意向を示しました。
次に注目されること:合意の“見える化”は進むか
今回示された方向性が、具体的な成果としてどのように現れてくるか。今後は次の点が注目されます。
- 首脳間の共通認識を踏まえた、協力分野・案件の具体化
- 全人代とアイルランド議会の交流枠組みの継続性(定例協議など)
- 「相互理解と信頼」をどう積み上げるかという、対話の頻度と質
外交は大きな声明だけでは測りにくい面があります。議会間の往来や制度面の対話が積み重なるほど、協力の輪郭が日常レベルで見えやすくなるのかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








