米政権、グリーンランド取得を再検討 軍事も選択肢と説明、中国脅威論に中国側が反発
ホワイトハウスが今週火曜日、ドナルド・トランプ大統領がグリーンランドの「取得」に向けた選択肢を協議していると明らかにしました。軍事の活用も選択肢に含まれると説明しており、欧州側の反発がある中で、北極をめぐる緊張感が一段と高まっています。
ホワイトハウスは「取得の選択肢」を協議中
ホワイトハウスは声明で、トランプ大統領がグリーンランドの取得を「米国の国家安全保障上の優先事項」と位置づけていると説明しました。その理由として、北極地域で「敵対勢力を抑止する」必要があるという認識を示しています。
軍事の活用にも言及
声明では、政権内で「幅広い選択肢」を検討しているとした上で、米軍の活用についても「最高司令官の手元にある選択肢の一つ」と述べました。
同盟国デンマークとの関係、NATOへの波紋
記事の断片情報によれば、仮に米国が長年の同盟国であるデンマークから軍事的手段でグリーンランドを掌握する事態になれば、NATO同盟に「衝撃」を与え、トランプ大統領と欧州首脳との溝をさらに深める可能性があるとされています。
- 欧州側の異議がある中で、米国が取得構想を再び前面に出した点
- 選択肢として軍事に触れた点
- 同盟関係(NATO)に直接影響しうるテーマである点
「中国脅威論」めぐり、中国側が批判
今回の動きと並行して、北京は「中国脅威論」を語る言説を批判したとされています。安全保障をめぐる言葉が先鋭化するほど、各国・各地域の間で相互不信が増幅しやすく、外交上の説明や対話のあり方が改めて問われる局面です。
今後の焦点:言葉が政策に変わる瞬間
8日現在、ホワイトハウスは「選択肢の協議」を明示した段階ですが、次の論点が注目されます。
- 米国が取得の方法・目的を、同盟国や欧州側にどう説明するのか
- 軍事を含む発言が、交渉姿勢の強硬化として受け止められるか
- 「脅威」言説への反発が広がる中で、各国間の対話回路が維持されるか
北極をめぐる議論は、領土や安全保障の話題になった途端、国内向けの強い言葉と国際協調の現実がぶつかりやすいテーマでもあります。次に出てくる「具体策」が何なのかで、緊張の度合いは大きく変わりそうです。
Reference(s):
US ramps up Greenland rhetoric; Beijing criticizes 'China threat' talk
cgtn.com








