トランプ氏の「グリーンランドを武力で」示唆に不安拡大、欧州と米党内が反発 video poster
2026年1月、ドナルド・トランプ米大統領がグリーンランドについて「軍事力で得る可能性」に言及したとされ、欧州で警戒感が広がっています。各地で強い反発が出る一方、最近のベネズエラをめぐる米国の行動が「あり得ない話ではないのでは」という見方も呼び、不安を押し上げています。
何が起きたのか:グリーンランドを「武力で」発言
報道によると、トランプ氏はグリーンランドが引き続き米国の関心対象であることを示し、場合によっては軍事力で確保する可能性も示唆しました。CGTNのジム・スペルマン記者が伝えています。
反応:欧州は「全面的に拒否」、米国内でも波紋
この構想は欧州で広く拒否されているとされ、米国内でもトランプ氏の所属政党内を含め、賛同が広がっている状況ではないと報じられています。
- 欧州:発想そのものへの強い反発が目立つ
- 米国内:党内も含め否定的な見方が少なくない
それでも不安が増す理由:ベネズエラをめぐる最近の米国の行動
一方で、最近のベネズエラをめぐる米国の行動が、今回の発言を「単なる挑発」と片づけにくくしている面があります。具体的な手段や意思決定のプロセスが見えにくい局面では、市場や同盟関係、世論の受け止めが揺れやすく、疑念が疑念を呼ぶ構図になりがちです。
いまの焦点:発言が政策になるのか、それとも牽制なのか
現時点で注目点は、発言が実際の政策検討につながるのか、あるいは交渉・牽制のための政治的メッセージにとどまるのかです。今後は、次のような点が焦点になりそうです。
- 米国側が公式にどの程度の立場を示すのか
- 欧州側がどんな言葉と手段で反応を整理するのか
- 党内外の反発がどの程度、政治日程に影響するのか
国際ニュースは、強い言葉が出た瞬間よりも、その後に「何が否定され、何が曖昧なまま残ったか」で輪郭が見えてきます。今回も、反発の大きさと同時に、不安が消えない理由がどこにあるのかが問われています。
Reference(s):
Anxiety rises over Trump’s threat to take Greenland by force
cgtn.com








