レアルがアトレティコに2-1勝利、スペイン超杯決勝はエル・クラシコへ
サウジアラビアで開催中のスペイン・スーパーカップで、レアル・マドリードがアトレティコ・マドリードを2-1で下し、決勝はバルセロナとの「エル・クラシコ」になりました。短期決戦のタイトルがかかる舞台で、両雄が今季の勢いを測る一戦になりそうです。
試合のポイント:開始2分の一撃が流れを決めた
試合は現地8日(木)、ジェッダで行われました。レアルは開始2分、フェデリコ・バルベルデが直接FKを強烈に突き刺し、早々に先制。GKヤン・オブラクも防ぎきれないコースと球威でした。
その後はアトレティコも反撃の糸口を探りましたが、レアルは要所を締めて1点リードのまま後半へ。序盤のゴールが、互いのゲームプランに小さくない影響を与えた印象です。
勝負を決めた2点目:バルベルデの縦パス→ロドリゴ
後半55分、バルベルデが中央のライン間へ鋭い縦パスを通し、ロドリゴのランニングにぴたり。ロドリゴは低いシュートでネットを揺らし、2-0に広げました。
ロドリゴは昨季は精彩を欠いた時期もあったとされますが、この日は「決め切る」仕事をやり切った形です。2点目が生まれた瞬間、レアルの狙い(中央突破と背後取り)がはっきり可視化されました。
アトレティコの反撃:3分後に1点差、しかし届かず
アトレティコは58分、アレクサンダー・セルロートがジュリアーノ・シメオネのクロスをヘディングで決めて1点差に。ここから終盤にかけて同点を狙って圧力を強めましたが、決定機を最後まで得点に結びつけられませんでした。
レアルのGKティボー・クルトワは、セルロートの至近距離ヘッドやアレックス・バエナのロングシュートをしっかり防ぎ、逃げ切りに貢献。1点差の展開で「止めるべき場面を止めた」守護神の存在感が際立ちました。
欠場者と配置転換:バルベルデの“今季初ゴール”の背景
レアルは負傷中のキリアン・エムバペを欠いて臨みました(左ひざ捻挫で2試合連続欠場)。一方でこの日主役となったバルベルデは、ダニ・カルバハルとトレント・アレクサンダー=アーノルドの負傷の影響で右SB起用が続き、攻撃参加に苦労していたとされています。
そのバルベルデにとって、このゴールは今季初得点。試合後には「長く得点がなかった中で、今日はネットを揺らせてチームも勝てた。決勝へ向けて準備し、休み、集中しないといけない」とコメントしました。
決勝はバルセロナ戦:短期決戦らしい“記憶”も重なる
決勝は現地11日(日)、バルセロナと対戦します。バルセロナは準決勝でアスレティック・ビルバオを5-0で下して決勝進出。さらに昨季のスーパーカップ決勝では、バルセロナがレアルに5-2で勝ったとされ、今回のカードには“やり返す側/受けて立つ側”という分かりやすい構図も重なります。
また、両チームの直近の因縁としては、アトレティコが9月のリーガでレアルに5-2で勝っていたという情報もあります。短期トーナメントは、過去の大勝や大敗の「記憶」が、そのまま次の試合の温度を上げやすい。だからこそ決勝は、戦術以上にメンタルとコンディションの管理が勝敗を左右する局面になりそうです。
この試合を一言でまとめると
- レアル:セットプレーの先制→中央突破の追加点→1点差を守り切る
- アトレティコ:追い上げは成功、同点弾に必要な最後の精度が課題
Reference(s):
Real Madrid beats Atletico 2-1 for clasico final in Spanish Super Cup
cgtn.com








