南スーダンで内務相更迭 キール大統領、後任にアレウ氏
南スーダンで政権の緊張感が高まるなか、内務相が交代しました。治安や行政の要職の人事は、今後の政治運営の行方を占う動きとして注目されます。
何が起きたのか(2026年1月19日夜の発表)
南スーダンのサルバ・キール大統領は1月19日(月)夜、アンジェリーナ・テニー内務相を解任し、後任にアレウ・アイエニ・アレウ氏を任命したと、国営テレビで発表されました。
この交代は、複数の高官が外れる「より広い内閣改造(シャッフル)」の一部だとされています。
新内務相アレウ氏は「過去に同職を経験」
アレウ氏は、2013〜2015年にも内務相を務め、その後はワラップ州知事を務めた人物とされています。今回は、政治的緊張が高まる局面での“復帰”となります。
テニー氏は野党幹部、マシャール第一副大統領の妻
更迭されたテニー氏は、野党側の有力者で、拘束されているリエク・マシャール第一副大統領の妻でもあります。
またテニー氏は、マシャール氏が自宅軟禁下に置かれた後の2025年3月以降、内務省での活動が活発ではなく、実務の多くは副大臣が担っていたとされています。今回の人事は、こうした「実務上の空白」を正式に埋める意味合いも帯びます。
内務相交代が持つ意味:治安と権力バランスの交点
一般に内務省は、治安や国内秩序に関わる領域を所管することが多く、政権の安定運営に直結しやすいポストです。今回の交代は、次の点で注目されます。
- 政権内の力学:野党系の要職を誰が担うのか、あるいは担わせないのか
- 治安運営の実務:副大臣主導だった運用が、どのように変わるのか
- 内閣改造の連鎖:他の高官更迭と合わせ、政権の意思決定がどう再編されるのか
いま押さえておきたい「3つの見どころ」
- アレウ氏が優先する政策領域(治安、行政運営、人事など)
- テニー氏の今後の立ち位置(野党勢力内での役割を含む)
- 内閣改造の続報(交代が一度きりか、さらに広がるのか)
今回の内務相交代は、単なる人事というより、現在進行形の政治的緊張のなかで「国家運営の中枢を誰が握るのか」を映す出来事でもあります。今後の追加人事や、治安・行政の運用の変化が焦点になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








