中国とカナダの「新戦略的パートナーシップ」 EV協力が焦点に video poster
2026年1月、電気自動車(EV)の未来が、中国とカナダの「新たな戦略的パートナーシップ」の重要テーマとして語られています。移動手段の電動化が進むなかで、両国の協力がどこに向かうのかが注目点です。
今回のポイント:EVがパートナーシップの中核に
断片的に伝えられている内容では、中国とカナダの「新戦略的パートナーシップ」において、EV分野が将来の柱の一つとして位置づけられています。
この文脈について、国際ガバナンス分野のシンクタンク「Centre for International Governance Innovation(CIGI)」のシニアフェローであるアレックス・ハー(Alex He)氏が、EV領域で生まれつつある新たな機会について語ったとされています。
なぜEVが「協力しやすい」テーマなのか
EVは単なる自動車の話にとどまらず、産業政策、エネルギー、インフラ、素材・リサイクル、標準化(ルールづくり)まで含む“横に広い”分野です。そのため、国家間のパートナーシップの中核テーマになりやすい特徴があります。
語られる「新たな機会」— どんな領域が想定される?
具体策の細部は示されていない一方、EV分野で「機会」として論点になりやすい領域には、次のようなものがあります。
- 研究開発:電池の性能・安全性、車両制御などの技術面での協力
- サプライチェーン:部材・電池関連の調達や生産の連携のあり方
- 充電インフラ:充電設備の整備と運用、利用者の利便性向上
- リサイクル・循環:電池の回収・再利用をめぐる制度や技術
- 標準化:互換性や安全基準など、国境を越えるルール設計
こうした分野は、企業活動だけでなく、政府間の対話や制度設計とも密接につながります。だからこそ「戦略的パートナーシップ」という枠組みで扱われやすい、という見方もできます。
今後の見どころ:言葉が「プロジェクト」になる瞬間
パートナーシップが実体を伴うかどうかは、共同プロジェクトや具体的な協議の枠組みが立ち上がるかにかかっています。EVは関係者が多く、合意点も論点も増えやすい分野です。
2026年の入り口に立つ今、注目されるのは「協力の方向性」が、技術・投資・制度のいずれの形で可視化されていくのかという点です。次に出てくる発表が、抽象的なスローガンを越えて、現場の動きにつながるのかが問われています。
Reference(s):
EVs and the ‘new strategic partnership’ between China and Canada
cgtn.com








