ミャンマー総選挙、3段階の投票が完了 3月に国会招集へ
ミャンマーで実施されていた複数政党制による総選挙は、最終段階の投票が行われた日曜日(1月25日)午後に、3段階すべての投票が終了しました。今後は3月に国会が招集され、4月に新政権が発足する予定です。
3段階で進んだ今回の投票、最後は約60郡区
今回の総選挙は3つのフェーズに分けて投票が行われました。最終フェーズは同日、約60の郡区で実施されたとされています。
- 第1段階:2025年12月28日(102郡区)
- 第2段階:2026年1月11日(100郡区)
- 第3段階:2026年1月25日(約60郡区)
どの議会を選ぶ選挙?――下院・上院・地方議会
連邦選挙管理委員会(UEC)によると、今回の選挙では、国政を担う2つの議会と、地域・州レベルの議会が対象になりました。
- ピトゥ・フルッタウ(下院)
- アミョータ・フルッタウ(上院)
- 地域・州フルッタウ(地域・州議会)
小選挙区制(FPTP)と比例代表制(PR)も併用
選挙区と制度の内訳も公表されています。FPTPは「最多得票の候補が当選する方式(小選挙区制)」、PRは「得票率に応じて議席を配分する方式(比例代表制)」です。
- 下院:263選挙区
- 上院:小選挙区制73選挙区/比例代表制26選挙区
- 地域・州議会:小選挙区制255選挙区/比例代表制42選挙区
- 地域・州議会の民族選挙区:29選挙区
候補者は約5,000人、参加政党は57
UECによれば、今回の総選挙には57の政党から約5,000人の候補者が立候補しました。投票が3段階に分かれたことで、各地の選挙運営が順次進められてきた形です。
今後の焦点:3月の国会、4月の新政権発足
ミャンマー国家防衛・安全保障評議会の情報チームを率いるゾー・ミン・トゥン氏は、国会を3月に招集し、新政権は4月に発足すると述べています。投票終了後は、結果の確定と議会の立ち上げが政治日程の中心になっていきます。
前回の総選挙は2020年11月
ミャンマーの前回の総選挙は2020年11月に行われました。今回の投票完了により、次の政治体制へ向けた手続きが、具体的なカレンダーとともに進む局面に入っています。
Reference(s):
Voting concludes for all three phases of Myanmar's general election
cgtn.com







