ヒューマノイドロボットがミラノ訪問、2026年8月の世界大会へ「エネルギーリレー」始動 video poster
2026年8月に北京で開かれる第2回「World Humanoid Robot Games(世界ヒューマノイドロボット競技大会)」を前に、ヒューマノイドロボットの一団がミラノのCMGスタジオを訪れました。昨年の初代王者が世界に向けた招待を広げるなか、競技の熱量をつなぐ「エネルギーリレー」も動き出しています。
ミラノに“来訪”したヒューマノイドたち、世界大会へ視線
今回ミラノを訪れたのは、World Humanoid Robot Gamesの機運を高めるためのヒューマノイドロボットのグループです。会場となったCMGのスタジオでは、第2回大会に向けたグローバルな呼びかけが改めて強調されました。
注目されているのが、世界規模で展開するという「エネルギーリレー」です。説明によると、このリレーはオリンピックの聖火リレーと同じタイミングに合わせて進められる取り組みで、スポーツの象徴性とロボティクスの挑戦を重ねる狙いがうかがえます。
昨年(2025年8月)の第1回大会:280チーム、26種目、そして100m走
World Humanoid Robot Gamesの第1回大会は、昨年8月(2025年8月)に北京で開催されました。主催者発表によれば、16の国から280を超えるチームが参加し、26の競技で技術を競いました。
とりわけ話題になったのが、ヒューマノイドロボットによる初の100メートル走です。人の身体に近い形のロボットが「走る」という行為は、単純なスピード勝負に見えて、バランス制御、関節駆動、転倒時のリカバリーなど、現実の課題が詰まっています。
2026年8月の第2回北京大会、何が焦点になる?
第2回大会も今年8月(2026年8月)に北京で開催される予定です。初開催で“競技として成立させた”段階から、今年は次のような点が焦点になりそうです。
- 競技の再現性:同じ種目でも、環境や条件が変わったときに安定して動けるか
- 運動性能の底上げ:走る・止まる・曲がるといった基本動作の精度と安全性
- 国際的な参加の広がり:「招待」と「リレー」を通じて、どこまで多様なチームが集まるか
ロボット競技は、技術の見本市であると同時に、研究開発の現在地をわかりやすく可視化する場でもあります。ミラノ訪問やエネルギーリレーの演出は、競技そのものだけでなく、“観る側”の想像力をどう広げるかという設計にも力点が移りつつあることを示しているのかもしれません。
「スポーツの言語」で語られるロボティクス
オリンピックの聖火リレーと歩調を合わせるという発想は、ロボットの進化を“専門家だけの話”に閉じず、より多くの人が直感的に理解できる文脈へ接続する試みとも読めます。勝敗だけでなく、転倒、立て直し、完走といった過程そのものが、技術の物語になります。
2026年8月の北京で、ヒューマノイドたちはどんな「できる」を更新するのか。次の一歩は、競技場の外にも波及していきそうです。
Reference(s):
Humanoid robots visit Milan as second world robot games loom
cgtn.com








