インド北東部メガラヤ州の炭鉱爆発、死者27人に増加—違法採掘の実態
インド北東部メガラヤ州で起きた炭鉱内爆発の死者が、きょう(2026年2月7日)までに27人に増えたと、複数の地元メディアが報じました。違法に稼働していたとされる炭鉱で、救助と捜索が続いています。
何が起きたのか:爆発は木曜日、州都シロンの東約70km
報道によると、爆発が起きたのはメガラヤ州イースト・ジャインティア・ヒルズ県のミンシンガット(Mynsyngat)-タンコ(Thangsko)にある炭鉱で、州都シロン(Shillong)から東に約70kmの地点です。爆発は2月5日(木曜日)に発生しました。
現時点で伝えられている被害
- 死者:27人(2月7日、遺体2人分の収容で増加と報道)
- 負傷者:少なくとも9人(治療中と報道)
- 捜索:なお閉じ込められている可能性があるとして継続
「まだ下にいるかもしれない」—捜索が続く理由
地元報道では、国家災害対応部隊(NDRF)の担当者が「ほかにも中に取り残されている人がいるかもしれない。捜索している」と述べたとされています。坑内事故では、爆発の影響だけでなく、空気環境の悪化や二次災害のリスクも指摘されやすく、現場は緊張感の高い対応を迫られます。
違法炭鉱とされる背景:「ラットホール採掘」とは
報道では、この炭鉱は違法に稼働していたとされ、事故の背景として「ラットホール(rat-hole)採掘」が挙げられています。これは小さな坑道を掘り進める危険な採掘方法で、報道によれば鉱山を開くために爆薬を使用するケースもあるとされています。
狭い坑道で爆薬が使われれば、爆風や落盤、換気不足などが重なり、被害が拡大しやすくなります。今回の事故は、採掘のやり方そのものだけでなく、「なぜ違法稼働が起きたのか」「監督や安全対策は機能していたのか」という点にも関心が集まりそうです。
州政府は調査を指示:焦点は安全管理と監督体制
報道によると、地元政府はすでに包括的な調査(inquiry)を命じました。今後の焦点は、次のような点になりそうです。
- 炭鉱が違法に稼働していたとされる経緯
- 爆発に至った直接原因(作業工程、爆薬の扱い、換気・避難手順など)
- 救助・医療対応の体制と、再発防止策
これから注目されるポイント
当面は、捜索の進展と負傷者の容体が最大の関心事です。同時に、違法採掘と危険な作業慣行が事故の温床になっていなかったか、調査結果と当局の対応が問われる局面に入っていきます。
Reference(s):
Death toll from coal mine blast in India's northeast rises to 27
cgtn.com








