衆院選2026、与党が3分の2超の352議席 自民は単独316に(NHK)
2026年2月8日に投開票された衆議院総選挙で、自民党(LDP)と日本維新の会(JIP)による与党連合が、衆議院の3分の2を超える352議席を確保しました。NHKが2月9日未明に報じました。法案をめぐる国会運営の主導権がいっそう強まる一方、連立内の力学や野党再編の行方にも注目が集まります。
与党は352議席、3分の2超で「再可決ライン」確保
NHKによると、与党連合(LDP+JIP)は352議席を獲得し、衆議院で可決した法案が参議院で否決された場合でも、衆議院で再可決できるとされる3分の2(310議席)を上回りました。
数字で見る今回の結果(NHK報道)
- 与党連合:352議席(3分の2超)
- 自民党(LDP):316議席(選挙前198から増)
- 日本維新の会(JIP):36議席(選挙前34から2増)
連立内の焦点:自民が単独で3分の2、維新の影響力は低下へ
自民党は単独で316議席を獲得し、それだけで衆議院の3分の2を確保しました。NHKは、連立を組む日本維新の会(JIP)が2議席増にとどまったことも踏まえ、連立内でのJIPの影響力が相対的に低下する見通しだと伝えています。
法案の優先順位や国会対応で、連立合意の重みがどう変化するのか。与党が大きな議席を持つほど、連立パートナーは存在感の示し方が難しくなる局面もありそうです。
野党側:1月発足の中道連合が大幅減、共同代表は辞任示唆
主要野党についてNHKは、1月に立憲民主党と公明党が合流してできた「中道改革連合」が、選挙前の172議席から49議席へと大幅に減らしたと報道しました。
また、共同代表の野田佳彦氏と斉藤鉄夫氏は、NHKの共同インタビューで大敗の責任を取る考えを示し、辞任をにおわせました。発足直後の新勢力にとって、体制の立て直しと政策の打ち出し方が急務になりそうです。
第三勢力の動き:参政党が15議席、国民民主は28議席
今回の選挙では、参政党が選挙前の2議席から15議席へと伸長。国民民主党は選挙前27議席から28議席と微増しました。与党の圧倒的多数が注目される一方で、有権者の受け皿が複線化している様子も数字に表れています。
選挙のしくみと今回の特徴:2月の衆院選は1990年以来
立候補者は計1,284人。衆議院465議席の内訳は、小選挙区289、比例代表176(全国11ブロック)です。
NHKによると、2月の衆院選は1990年以来で、首相の高市早苗氏が2月実施を決めたことには批判も出ていました。各地で大雪となり、選挙運動が難しくなった地域があったためです。投票行動や投票率への影響がどの程度あったのか、今後の検証点になりそうです。
これからの注目点:強い多数がもたらすスピードと緊張感
3分の2超の多数は、政策実現のスピードを高める一方、国会論戦の緊張感の置き方も問われます。与党内の調整、連立の位置づけ、そして敗北した野党側の再構築が、2026年の政治日程を左右しそうです。
Reference(s):
Japan's ruling coalition secures lower house majority in election
cgtn.com








