イラン安保高官ラリジャニ氏、米国との協議後にオマーン訪問へ
オマーンが「次の米イラン核交渉の舞台」になり得るのか——。イラン最高国家安全保障評議会(SNSC)のアリ・ラリジャニ事務局長が、2026年2月10日(火)に首都マスカットを訪問する予定だと、SNSC系メディアのヌール通信が報じました。
何が起きる?ラリジャニ氏がマスカットへ
ヌール通信によると、ラリジャニ氏は代表団を率いてマスカットを訪れ、オマーン側の要人と会談する見通しです。議題は、地域・国際情勢に加え、二国間関係だとされています。
背景:2月6日にオマーンが「間接」核協議を仲介
今回の訪問が注目されるのは、オマーンが2月6日にイランと米国の「間接」による核交渉を主催・仲介した直後だからです。両国の緊張が高まるなかで、オマーンは今後の協議の開催地候補ともみられています。
「間接交渉」とは、同じ場所にいても当事者同士が直接向き合わず、仲介国などを介して提案や回答を交換する形を指します。対立が強い局面でも対話の回路を維持しやすい一方、合意形成には時間がかかりやすいと言われます。
次の協議はいつ・どこで?鍵はオマーンとの協議
2月8日にテヘランで行われた記者会見で、イランのセイエド・アッバス・アラグチ外相は、次回の核交渉の「日程と場所」はオマーンとの協議を通じて決める考えを示したと報じられています。
今回のラリジャニ氏訪問は、外相発言の流れとも重なり、仲介の枠組みや今後の進め方について、より踏み込んだ調整が行われる可能性があります。
見どころ:訪問で何が示されるのか
- オマーンの仲介が継続するのか(次回協議の会場・形式に関する手がかり)
- 「地域・国際情勢」の議題が、核交渉の環境づくりにどう影響するか
- 二国間関係の確認が、仲介の実務(連絡窓口や調整手順)にどうつながるか
緊張が高いほど、対話は「内容」だけでなく「場」と「手順」も重要になります。マスカットでの協議が、次の交渉の輪郭をどこまで具体化するのかが焦点になりそうです。
Reference(s):
Top Iranian security official to visit Oman after Iran-U.S. talks
cgtn.com








