2026年1月は世界で5番目の高温、極端な寒暖差も—コペルニクス報告
2026年1月の世界平均気温は12.95℃で、観測史上「5番目に暖かい1月」だったと、EU資金によるコペルニクス気候変動サービス(C3S)が2月10日(火)に発表しました。記録的だった2025年1月よりは0.28℃低い一方、両半球で“対照的な気温の極端さ”も見られたとしています。
今回の発表で何がわかった?(数字のポイント)
- 2026年1月の世界平均気温:12.95℃
- 順位:観測史上5番目に暖かい1月
- 2025年1月(記録)との差:0.28℃低い
- 特徴:両半球で対照的な温度の極端さ(寒暖差の振れ)が確認された
「記録更新ではない」それでもニュースになる理由
今回の焦点は、単に“過去最高かどうか”ではありません。2025年1月の記録には届かなかったものの、世界平均で上位に入る高温が続き、さらに地域によっては極端な暑さ・寒さが同時に起きる——この組み合わせが、気候リスクを「平均値」だけでは捉えきれないことを改めて示します。
平均気温の順位は、地球全体の“基調”を教えてくれます。一方で、日々の暮らしや経済活動に直結するのは、各地で起きる急な冷え込みや熱波など、振れ幅の大きい現象です。C3Sが「両半球の対照的な極端さ」に言及したのは、その点を強調する文脈だと読めます。
コペルニクス(C3S)とは?短く整理
コペルニクス気候変動サービス(C3S)は、EUの支援を受ける気候データの提供機関です。各種観測や再解析データをもとに、月ごとの世界平均気温などをまとめ、国際的に参照される指標の一つとして使われています。
これから注目したい「同じ高温でも違って見える」点
2026年の議論で鍵になるのは、次のような見方かもしれません。
- 順位(長期の傾向):高温の「常態化」が進んでいないか
- 振れ幅(極端現象):地域ごとの影響が増幅していないか
- 比較(前年差):記録年からの“戻り”が一時的か、持続的か
平均値のニュースは一見地味ですが、極端な現象の“同時多発”が重なると、社会の受け止め方は変わります。今後の月次データでも、平均と振れ幅の両方をセットで追うことが、リスクの輪郭を掴む近道になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








