ミラノ・コルティナ2026女子ビッグエア、谷愛凌と劉夢婷が決勝へ
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの女子フリースタイルスキー「ビッグエア」で、中国の連覇王者・谷愛凌(22)と劉夢婷が予選を突破し、決勝進出を決めました。わずかなミスが順位を揺らす種目だけに、予選から“組み立て”の巧さが問われる展開でした。
予選結果:上位12人が決勝へ
予選は、異なる踏み切り方向(テイクオフ)の演技から、ベスト2本の合計で競われ、上位12人が決勝に進みます。
- 2位:谷愛凌(合計170.75)
- 9位:劉夢婷(合計160.00)
- 16位:楊如意(合計136.75)※決勝進出ならず
- 1位:メーガン・オルダム(カナダ)(合計171.75)
谷愛凌の予選:高得点と転倒、そして「修正」
谷は1本目から、右方向のダブルコーク1440(クレイルグラブ)をクリーンに着地し、86.00を獲得しました。
2本目は、左方向のダブルコーク1080(ブラインドサイドグラブ)に挑みましたが着地で転倒し、20.75に。ところが3本目、同じ技を再び選び、今度は成功して84.75をマーク。「左右で2本そろえる」という予選ルールの核心を、最後の滑走で押さえました。
劉夢婷が9位通過、楊如意は16位
劉夢婷は合計160.00で9位に入り、決勝へ。いっぽう楊如意は136.75で16位となり、上位12人に届きませんでした。同じチーム内でも、2方向で点をそろえる難しさが結果に表れた形です。
首位はメーガン・オルダム、決勝は「完成度」の勝負に
予選首位は、カナダのメーガン・オルダムで合計171.75。谷愛凌とはわずか1.00点差で、決勝は小さな出来栄えの差が順位を分ける緊張感の高い争いになりそうです。
ビッグエアは何が難しい?「2方向×2本」の設計図
ビッグエアは一発のインパクトが注目されがちですが、予選は特に左右(踏み切り方向)を変えながらベスト2本をそろえる必要があります。
- 高難度を狙えば点は伸びる一方、転倒リスクも上がる
- 片方の方向だけ強いと、合計点の伸びが止まりやすい
- 失敗後の選択(技を変えるか、同じ技で取り返すか)が鍵になる
今回の谷愛凌は、転倒後も同じ技に戻して成功させました。決勝では、こうした「判断」と「完成度」が、メダル争いの輪郭をはっきりさせていきます。
Reference(s):
Gu, Liu reach women's freeski big air final at Milano Cortina 2026
cgtn.com








