イランとオマーン外相が会談、ジュネーブのイラン・米国協議へ準備
オマーン外務省は2026年2月17日までに、イランのセイエド・アッバス・アラグチ外相が、オマーンのサイイド・バドル・ビン・ハマド・アルブサイディ外相と会談し、近くジュネーブで予定されるイラン・米国の協議に向けた準備を話し合ったと明らかにしました。米国とイランの対話がどの形で続いていくのかを占う動きとして注目されます。
何が話し合われたのか
オマーン外務省の発表によると、両外相は、イランと米国の次回の間接協議(当事者同士が直接ではなく、第三者の関与も含み得る形で進む対話)に向けた準備について協議しました。
また双方は、双方が満足する合意に向けて理解を前進させる必要性を確認したとされています。
仲介役としてのオマーンの立ち位置
発表では、アルブサイディ外相が対話と仲介への確固たる支持を改めて表明し、関係当事者がオマーンの取り組みを信頼していることに謝意を示したとされています。地域外交の現場では、交渉の「場」を整える国の存在が、対立の温度を左右することがあります。今回の会談は、その役割を再確認する局面とも言えます。
ここまでの経緯:マスカットからジュネーブへ
- 2月6日:マスカットで第1回の協議。イラン側はアラグチ外相、米国側はドナルド・トランプ大統領の特使スティーブ・ウィトコフ氏がそれぞれ代表を務めました。
- 2月17日までに:オマーン外務省が、次回の間接協議に向けた準備協議(イラン・オマーン外相会談)を公表。
- 今後:米メディア報道によると、ジュネーブでの協議でもウィトコフ氏が米国代表団を率いる見通しです。
今後の注目点(わかっている範囲で)
現時点で具体的な議題の詳細は示されていません。一方で、発表文が強調するのは「理解の前進」と「双方が満足する合意」という表現です。次回協議では、
- 間接協議の進め方(仲介の関与の度合い)
- 合意に向けた論点整理と、協議継続の枠組み
といった、交渉を前に進めるための基礎設計が焦点になりそうです。
ジュネーブでの協議は、対話の継続そのものが重要なシグナルになります。どのような形で相互理解を積み上げていくのか、オマーンの関与とあわせて動向が注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








