米国、イラン核協議が不調なら攻撃も?ホワイトハウス発言と各社報道
米国とイランの核をめぐる協議が続くなか、米ホワイトハウスは2月18日(現地時間)、期限(デッドライン)設定を避けつつも、交渉が決裂した場合に軍事行動が選択肢になり得るとの見方が報じられています。中東の緊張が一段と高まるのか、今後「数週間」が焦点になりそうです。
ホワイトハウス「外交が第一」—ただし“攻撃論”にも言及
ホワイトハウスのカロライン・レビット報道官は2月18日の会見で、米国とイランの核協議について、期限を設けることを明言しませんでした。一方で、トランプ大統領について「外交が常に第一の選択肢」だと述べつつ、「イランへの攻撃を主張し得る理由や議論が多々ある」とも語ったとされています。
イランは「数週間以内」に交渉方針の詳細提示が見込まれる
報道によると、イラン側は米国との対立をどう解くかについて、文書の提案を提出する見通しで、米政府高官は「数週間以内」に交渉上の立場がより具体化されるとの見方を示したとされています。協議はジュネーブで行われたとも伝えられました。
「数週間以内に攻撃の可能性」—報道が示すシナリオ
米メディアは2月17日、トランプ政権の助言者が「協議が失敗すれば、数週間以内に攻撃となる確率は90%」と見積もったと報じました。さらに別の報道では、米軍は早ければ今週末(2月21〜22日)にも攻撃を実行できる態勢にある可能性がある一方で、トランプ大統領は最終判断を下していないとも伝えられています。
想定される作戦の規模は「数週間に及ぶ可能性」
仮に米国が作戦に踏み切る場合、イランの核・ミサイル関連計画を標的とする大規模な作戦となり、数週間に及ぶ可能性がある、という筋書きも報じられました。イスラエルと共同で実施される可能性にも言及されています。
イスラエルも警戒強める—「近日中に始まる可能性」
イスラエル側でも警戒水準が上がっているとされ、国営放送は2月18日、上級当局者の話として、イランとの対立が「近く」始まる可能性があるとの見方を報じました。米国による近い時期の攻撃の可能性をにらみ、高い即応態勢を維持しているとも伝えられています。
いま何が論点か:交渉の“中身”と、エスカレーション管理
現時点で鍵になりそうなのは、(1)イランが提出するとされる文書提案の内容、(2)米国側が期限を区切らないまま圧力と交渉をどう並走させるのか、(3)地域の当事者が偶発的な衝突をどう回避するのか、の3点です。
- 交渉面:提案の具体性が増すほど、妥協点が見える一方、対立点も可視化されます。
- 軍事面:準備状況が報じられるほど、相手側の警戒や抑止行動が強まりやすくなります。
- 地域情勢:米・イラン間だけでなく、周辺国の安全保障判断が連鎖しやすい局面です。
「数週間」という時間軸の中で、外交が前進するのか、それとも対立が一気に軍事局面へ傾くのか。今後の公式発表と、関係国の動きが注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








