衆院で2026年度予算案が可決、過去最大122.31兆円 審議短縮に批判
2026年度(令和8年度)予算案が3月13日夜、衆議院で可決されました。総額は122.31兆円を超え、当初予算として過去最大規模。いっぽう審議時間が約59時間と異例の短さだったとして、野党側は強く反発しています。
何が決まった?──「過去最大」の2026年度予算案
報道によると、衆院で可決された2026年度予算案は、政府が昨年末(2025年末)に示して以降、規模と中身の両面で議論を呼んできました。今回、与党側の「衆院での圧倒的多数」を背景に可決に至りました。
- 予算総額:122.31兆円超(過去最大)
- 防衛予算:9兆円超(初めて9兆円台、過去最高)
批判の焦点は「内容」だけでなく「審議の短さ」
今回、特に注目されたのが審議時間です。国内メディアは、衆院での審議が約59時間にとどまり、2000年以降で最短だったと指摘しています。規模が過去最大の予算案であるにもかかわらず、審議が短縮された点が「手続きの妥当性」という形で争点化しました。
野党側の主な反応
- 中道改革連合の小川淳也代表は、与党側の強行的な国会運営を「極めて異常」とし、高市早苗首相の「傲慢さ」の表れだと批判しました。
- 国民民主党の玉木雄一郎代表は、記録的規模の予算だからこそ「公金の配分」を国会議員が十分に議論すべきだったと述べ、今回の審議プロセスに「重大な問題がある」と指摘しました。
- 日本共産党の田村智子委員長は、与党側の対応を「力の政治」だと表現しました。
これからどうなる?──舞台は参議院へ
予算案の衆院通過を受け、国会論戦は週明けの3月16日(月)から参議院へ移ります。与党側(自民党・日本維新の会の与党ブロック)は参院で多数を持たないとされ、衆院とは異なる力学の中で審議が進む見通しです。
なぜ「予算審議」がニュースになるのか
共同通信などの報道が伝えるように、予算審議は政府と与野党が支出の優先順位を問い直し、より合理的な配分を探るための重要なプロセスでもあります。同時に、政府がどの方向へ舵を切ろうとしているのかを、市民が読み取る「窓」でもあります。
規模が大きいほど、説明の丁寧さや議論の厚みが問われます。参議院での審議が、金額だけでなく「決め方」への不信も含めて、どこまで応答できるのかが注目点になりそうです。
Reference(s):
Japan ruling bloc passes FY2026 budget in lower house amid criticism
cgtn.com








