Artemis IIミッションで宇宙食にエビカクテル―初の体験が公開 video poster
NASAのArtemis IIミッション(約10日間)が月へ向かう途中、乗組員がエビカクテルを食べる様子が公開されました。宇宙での食事はミッション成功に欠かせない要素であり、今回の映像は「食の多様性」と「健康管理」の両面を示しています。
エビカクテルが選ばれた理由
エビはタンパク質が豊富で、加熱済みの加工食品として保存性が高いことから、長期ミッションに適しています。また、独特の風味がクルーの食欲を刺激し、心理的なリフレッシュ効果も期待されています。
クルーの食事と健康管理
Artemis IIの乗組員は、次のようなバランスの取れたメニューを組み合わせています。
- タンパク源:エビ、チキン、豆類
- 炭水化物:全粒粉パン、乾燥果実
- ビタミン・ミネラル:ビタミンパック、微粉砕野菜
食事は微小重力(µg)環境下でも均等に摂取できるよう、専用のパッケージとスプーンが用いられます。
宇宙空間でのCPR実演
映像の中で乗組員は、緊急時の心肺蘇生(CPR)手順をデモンストレーションしました。微小重力下では胸部圧迫の深さとリズムが変わるため、地上とは異なる技術が必要です。この実演は、将来の長期滞在ミッションでの安全性を高める重要な訓練となります。
次世代宇宙飛行への示唆
Artemis IIは、Orion宇宙船の性能と乗組員の生活支援システムを実証する第一歩です。食事や医療対策の実証は、月面基地や火星探査へ向けた「人間中心」の設計に直結します。
今回のエビカクテルは、単なる食事以上に「宇宙での生活の質」を測る指標となり、次回以降のミッションでも多様なメニューが検討されるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








