ケニア、国連のハイチ派遣部隊性暴力報告を否定―現場の真相は
国連が2026年2月に公表したハイチの治安支援部隊での性暴力疑惑に対し、ケニア政府が異議を唱え、独自の調査で根拠がないと主張しています。
国連報告の概要
国連人権事務局は2月16日付の報告書で、治安支援部隊に所属するケニア警察官に関わる4件の性暴力・性的搾取の事実を確認したとしています。
ケニア側の主張
ケニア外務大臣ムサリア・ムダヴァディは、同年に設置された国内調査委員会の結果、これらの主張は裏付けが取れないと述べ、国連事務総長アントニオ・グテーレス宛に書簡を送付しました。
ムダヴァディは「調査は公平に行われ、国連人権事務局を含むすべての関係者と情報を共有した」と強調しています。
背景と過去の課題
ケニアは2024年6月に開始された約1,000名規模の多国籍部隊の主要な派遣国であり、人員の大半を提供しています。ハイチでは過去に国連平和維持活動(MINUSTAH)が2004年から2017年にかけて広範な性暴力疑惑に直面し、関与国による訴追は限られた数にとどまりました。
今後の見通し
国連は現在、ケニアからの最新の立場に対して公式にコメントしていません。両者の調査結果がどう調整されるか、またハイチ国内での治安支援部隊の信頼回復が課題となります。
- 国連報告:4件の性暴力事案を確認
- ケニア調査:根拠なしと結論付け
- 部隊規模:約1,000名、ケニアが多数派
- 過去のMINUSTAHでの同様問題が影を落とす
Reference(s):
Kenya disputes UN report on sexual abuse allegations in Haiti mission
cgtn.com








