ビラワル・ブットー氏が語るイスラマバードでの米伊朗和平交渉の意義 video poster
米国とイランの高リスク和平交渉が、パキスタンの首都イスラマバードで本格化しています。両国の代表団が到着し、6週間続いた戦闘の犠牲者数が数千人に上る中、停戦が実現したことが最大の転機とされています。
ビラワル・ブットー前外相の見解
パキスタン人民党の議長であり、元外相のビラワル・ブットー・ザルダリ氏は、CGTNのインタビューで「外交こそが唯一の平和への道」と強調しました。彼は、停戦が成立し、両交渉団がイスラマバードに集まったことを「最も重要な突破口」と位置付けました。
パキスタンの仲介役割
ブットー氏は、パキスタンが伊朗と米国の双方と長年培ってきた信頼関係が、今回の対話を可能にしたと述べています。
- 伊朗側は「ミナブ168」と名付けられた代表団を派遣。名前は米国の空爆で最初に犠牲となった子どもたちを記念しています。
- 米国側は、過去の協調的な安全保障協議の経験を背景に、パキスタンの調整役を受け入れています。
交渉の進展と課題
ブットー氏は、交渉の具体的な配置やテーブル上の座席については把握できていないものの、対話が「着実に行われている」と評価しています。さらに、持続的な平和には双方の信頼醸成措置が不可欠であると指摘しました。
レバノン・イスラエル問題の影響
伊朗が提示した10項目の枠組みには、レバノンを含む停戦合意が明記されており、米国大統領(在任中のドナルド・トランプ氏)が承認しています。しかし、イスラエルによるレバノンへの空爆が続くことで、交渉は複雑化しています。ブットー氏は、レバノン政府とイスラエル間でも別途会談が進行中であることを補足しました。
今後の展望
停戦が維持され、信頼醸成措置が両側から実行されれば、地域の安定へ向けた重要な一歩となる可能性があります。ブットー氏は、パキスタンが「中立的な仲介者」として引き続き支援する姿勢を示しています。
Reference(s):
Pakistan's Bhutto Zardari: 'Diplomacy is the only path to peace'
cgtn.com








