北朝鮮、日本の外交青書を「軍国主義の美化」と非難
2026年4月15日、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が日本政府が最近発表した外交青書(Diplomatic Bluebook)を厳しく批判しました。地域の安全保障をめぐる議論が再び活発化するなか、この発言は東アジアの国際関係における新たな緊張点を浮き彫りにしています。
北朝鮮外務省の声明内容
北朝鮮の国営メディアである朝鮮中央通信は4月15日(水曜日)、外務省が前日14日に発表した報道声明を引用して報じました。声明は、日本の外交青書を「極端な軍国主義的動きを美化するトリック的な文書」だと断じています。
さらに、声明は「日本は機会あるごとに近隣諸国の自衛権行使についての言辞を弄している」と指摘。日本のこうした動きは、地域の安全保障を不安定にするとともに、戦争国家としての法的・制度的野心を追求し、攻撃的な攻撃能力を拡大することを目的としていると主張しました。
「重大な挑発」としての日本の発言
北朝鮮側は特に、外交青書における自国の防衛力強化措置に関する日本の言及について言及しています。声明は、これを北朝鮮の「主権、安全保障上の利益、発展権を侵害する重大な挑発」であると強く非難しました。
この批判は、日本が防衛費の増額や集団的自衛権の行使拡大などを進める中で出されたもので、北朝鮮側の強い反発を反映しているといえます。
地域の安全保障環境への波及
今回の声明は、北朝鮮と日本間の長年の懸案に加え、より広範な東アジアの安全保障環境に対する認識の違いを如実に示しています。一方が自衛と平和への貢献と捉える動きを、他方が軍国主義の復活と見なすという構図は、対話の難しさを物語っています。
2026年現在、こうした外交文書をめぐる応酬は、国際社会が地域の安定と平和的な紛争解決をどのように模索するかについて、改めて考えるきっかけを与えています。
Reference(s):
DPRK slams Japan's Diplomatic Bluebook over militarist moves
cgtn.com








