イラン大統領、他国の要求強要は失敗に終わると発言
イランのマスード・ペゼシキアン大統領は、他国がイランに自国の意志を押し付けたり、降伏を強要したりする試みは失敗に終わると述べました。この発言は現在の国際緊張の文脈において、イランの外交的立場を改めて示すものと言えます。
対話と建設的関与を重視
ペゼシキアン大統領は、テヘランで行われた医療関係者との会合で、イランは戦争や不安定化を望んでおらず、常に対話と「建設的」な他国との関与を重視していると強調しました。
同時に、一部の国々が国際システムにおいて二重基準を適用している点を批判。他の国に対する軍事行動は、確立された国際原則に反するとの認識を示しました。
最近の軍事衝突と非難
大統領は、イランに対する米国とイスラエルの戦争を非難し、イランは何ら「罪」を犯していないと主張しました。また、民間人を標的にし、学校や病院といった重要な施設を破壊することは、国際法および人道原則のもとでは正当化できないと述べています。
今年2月28日に始まった40日間にわたる米国とイスラエルの攻撃により、当時の最高指導者アリー・ハメネイ師をはじめとする上級軍指揮官や3000人以上の民間人が犠牲になったとされています。イランはこれに対し、イスラエルや中東の米国資産を標的にしたミサイルおよびドローン攻撃の波で応酬しました。
現在の停戦と協議
イランと米国の間の2週間の停戦は、先月4月8日に発効しました。その後、パキスタンのイスラマバードでイランと米国の代表団による長い協議が行われましたが、合意には至りませんでした。現在、この地域の安定に向けた今後の展開に注目が集まっています。
ペゼシキアン大統領の発言は、圧力を受けても自国の立場を守るというイランの決意を示すと同時に、国際社会における対話の重要性を改めて問いかけるものと言えるでしょう。
Reference(s):
Any attempt to force Iran to surrender doomed to fail: president
cgtn.com








