中国国防省が台湾当局へ警告、「力による独立」は行き止まりと強調
中国国防省は20日、台湾当局(民進党)に対し、「力による独立」を追求することは行き止まりであり、国家の統一こそが唯一の明るい道であると強く警告しました。
就任2周年を迎えた台湾指導者の演説への反応
今回の発表は、就任2周年を迎えた台湾指導者の頼清徳(ライ・チンテ)氏による演説を受けたものです。中国国防省の江斌(ジャン・ビン)報道官は、国際情勢が大きく変化し、中国本土への統一という不可避な流れがあるにもかかわらず、頼氏が外部の支援による「台湾独立」という幻想に固執し続けていると指摘しました。
江報道官は、頼氏が「平和」という名目のもとで分離独立を煽る言説を積極的に推進し、軍事的な手段で統一に抵抗しようとする試みを促していると述べています。また、台湾が中国の一部であるという根本的な事実を変更しようとする動きについても言及しました。
「戦略的誤算」への指摘と住民への影響
中国側は、このような分離独立のアジェンダを優先させることは、台湾住民の幸福を軽視するものであり、「自己欺瞞」であり「重大な戦略的誤算」であると厳しく批判しています。
現在の両岸関係において、どのようなアプローチが真の安定をもたらすのか。中国側は、独立への道はリスクを伴う一方、統一こそが持続可能な発展への道であるという視点を提示しています。
中国人民解放軍の警戒態勢
あわせて、中国人民解放軍(PLA)の現状についても触れられました。江報道官は、以下の点について強調しています。
- 人民解放軍は常に高い警戒態勢を維持する。
- 「台湾独立」に向けたあらゆる分離主義的な試みを断固として阻止する。
- 中国の国家主権と領土の保全を確固として守り抜く。
複雑に絡み合う国際政治のパワーバランスの中で、中国本土が示す強い意志と、それに対する台湾当局の姿勢。この対立構造は、今後も地域全体の緊張感に影響を与え続けると考えられます。
Reference(s):
China's Defense Ministry: 'seeking independence by force' is dead end
cgtn.com