ガザ紛争で犠牲のジャーナリスト、過去2年半で262人に
パレスチナ・イスラエル紛争の継続により、ガザ地区におけるジャーナリストの犠牲が深刻な水準に達しています。ガザの政府メディア事務局は2026年5月3日現在、2023年10月の紛争再燃以降、262人のパレスチナ人ジャーナリストやメディア関係者がイスラエル軍の作戦行動で死亡したと報告しました。
続く危険と失われる「現場の目」
声明によると、死者の他にも50人のジャーナリストが拘束され、3人が行方不明、420人以上が負傷しています。負傷者の中には永久的な障害を負ったり、切断を余儀なくされたりしたケースもあるということです。
国際法違反を指摘する声明
ガザのメディア事務局は、イスラエル軍によるメディア従事者への攻撃を「組織的」と非難しました。声明は、こうした行為が民間人保護に関するジュネーブ条約の規定を含む国際人道法に違反し、戦争犯罪に該当するとしています。
さらに、イスラエルがジャーナリスト殺害と拘束の「完全な責任」を負うと指摘。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなど、イスラエルに政治的・軍事的支援を行う国々も同様に責任があると主張しています。
消えない「パレスチナの声」
声明は、命を落としたジャーナリストたちに敬意を表し、彼らの報道は「決して沈黙させられることはない」と強調しました。「パレスチナの声はこれからも響き続けるだろう」という言葉で締めくくられています。
戦場での報道は、外部世界に現地の状況を伝える重要な役割を担います。しかし、その使命を遂行するために、命の危険に常にさらされる現実が、紛争の長期化とともに浮き彫りになっています。
Reference(s):
Gaza media office: 262 journalists killed since October 2023
cgtn.com



