国連中国語デーと漢字の魅力:アメリカ人が選んだ「山」という一文字 video poster
4月20日・国連中国語デーとは?
4月20日の国連中国語デーは、中国語とその漢字の美しさに改めて光を当てる日です。中国語には5万以上の漢字があるとされ、その一つひとつに意味や物語が込められています。2025年12月の今、この日を振り返りながら、中国語と漢字の魅力をもう一度考えてみませんか。
5万以上の漢字が語る、中国語の奥深さ
国際ニュースとしての国連中国語デーのポイントは、「言語そのもの」を主役にしていることです。政治や経済ではなく、文化や文字に焦点を当てることで、中国語が持つ表現力や歴史の厚みが見えてきます。
5万以上ともいわれる漢字は、日常で使うのはそのごく一部だとしても、それだけ多様な世界観が文字に凝縮されているとも言えます。一つの漢字に、音、形、意味、そして人それぞれの思い出が重なっていきます。
アメリカ人が選んだお気に入り漢字「山」
中国で暮らすアメリカ出身のレイチェル・ワイスさんにとって、お気に入りの漢字は「山」です。中国語で shān(シャン)と読み、「山」を表す漢字です。
レイチェルさんがこの一文字を愛する理由は、中国の山々の圧倒されるような美しさに心を動かされたからだといいます。切り立った峰、霧に包まれた稜線、季節ごとに色を変える山の姿――そうした風景が、「山」というシンプルな一文字に重なって見えてくるのです。
また「山」は、中国の伝統的な絵画や詩のなかにも頻繁に登場します。水墨画に描かれる山水、古い詩に詠まれる山の情景を思い浮かべると、文字そのものが一つの風景画のように感じられてきます。
一文字に込められる「自分だけのストーリー」
レイチェルさんの「山」のように、好きな漢字にはその人だけのストーリーが宿ります。たとえば次のような視点で「推し漢字」を考えてみると、言語の学びが少し違って見えてきます。
- 形が好きな漢字:見た瞬間に「かっこいい」「きれい」と感じる文字
- 意味が響く漢字:自分の価値観や大切にしたい言葉に近い文字
- 思い出のある漢字:中国語学習で最初に覚えた漢字や、旅先で出会った印象的な文字
- 書いていて気持ちいい漢字:筆順やバランスが心地よく感じられる文字
国際ニュースとして中国語を眺めるだけでなく、自分の好きな一文字から中国語に近づいていくと、学び方や見え方が柔らかく変わっていきます。
デジタル時代に楽しむ「推し漢字」
スマートフォンでニュースやSNSをチェックする時間が増えた今、中国語や漢字との付き合い方も変わりつつあります。難しい文法書を開かなくても、「この一文字が好き」という入り方から、中国語や中国文化への関心を深めていくことができます。
通勤時間やスキマ時間に、ふと気になった漢字をメモして意味を調べてみる。気に入った漢字をスクリーンショットにして壁紙にしてみる。そんな小さな習慣が、国連中国語デーが目指す「言語の多様性を楽しむ」という感覚につながっていきます。
あなたの好きな漢字はどの一文字?
国連中国語デーのメッセージは、中国語や漢字を「難しいから距離を置く」のではなく、「好きなところから近づいてみる」ことにあるのかもしれません。レイチェルさんにとっての「山」のように、あなたにも心に残っている漢字が一つはあるはずです。
もし思い浮かぶ漢字があれば、その漢字を選んだ理由を一言で言語化してみてください。
- その漢字を見たとき、どんな風景や人を思い出しますか?
- その漢字には、どんな感情や願いを重ねていますか?
2025年12月の今だからこそ、この一年を振り返りながら、「自分の推し漢字」を言語化してみるのも良さそうです。SNSで友人やフォロワーと共有すれば、思いがけない視点や物語が返ってくるかもしれません。
シェアしたくなる問いかけ
あなたの好きな中国語の漢字は何ですか? そして、なぜその一文字を選びますか? その理由こそが、言語と文化をつなぐ、あなただけのストーリーです。
Reference(s):
cgtn.com








