パンダと古代の知恵に触れる。世界各国の市長たちが成都を訪れた理由 video poster
中国本土の四川省の省都、成都。いま、世界中から都市のリーダーたちがこの街に集まっています。2026年「世界市長対話」に出席している各国代表の市長たちは、5月15日、成都が誇る自然と歴史のシンボルを巡る視察を行いました。
「ふわふわの外交官」に癒やされるひととき
まず市長たちが訪れたのは、「成都パンダ繁育研究基地」です。世界中で愛されるジャイアントパンダたちの姿に、政治的な立場を越えて多くの市長たちが笑顔を見せました。
パンダは単なる人気動物ではなく、文化的な架け橋となる「外交官」のような存在でもあります。ゆったりとした時間の中でパンダと触れ合う体験は、緊張感のある対話の合間に、心温まる交流のきっかけを生み出しました。
2000年以上前から続く、古代のエンジニアリング
続いて一行が訪れたのは、「都江堰(とこうえん)」の灌漑システムです。ここは世界で唯一、古代に作られた灌漑システムが現在まで実際に運用され続けている場所として知られています。
- 持続可能な知恵: 自然の地形を活かして洪水を防ぎ、効率的に水を供給する仕組み。
- 現代への示唆: 古代の技術が現代の都市インフラにも通じる「持続可能性」を体現している点。
最先端のスマートシティ化が進む現代において、あえて古代の知恵に触れることで、都市の発展と自然との共生のあり方について考える機会となりました。
都市外交に添えられる文化の香り
政策や経済の議論だけではなく、その土地の文化や歴史を共有することは、都市間の信頼関係を築く上で欠かせないプロセスです。成都の豊かな自然と歴史的な遺産は、世界各国のリーダーたちにとって、心地よい刺激と深い洞察を与えてくれたようです。
Reference(s):
From pandas to ancient marvels: Global mayors discover Chengdu
cgtn.com