新疆カナスで春節の雪旅 霧氷と民族文化、雪上スポーツが融合 video poster
2026年の春節(旧正月)シーズン、中国本土・新疆ウイグル自治区アルタイ地区のカナス景勝地が、霧氷に包まれた冬景色と民俗文化イベントを組み合わせた“体験型の雪旅”で注目を集めています。
霧氷がきらめくカナス景勝地、冬ならではの主役に
雪に覆われたカナス景勝地では、樹木や地形を白く縁取る霧氷(むひょう)の風景が来訪者を迎えます。自然の静けさと、春節のにぎわいが同居するのがこの時期の特徴です。
ヘム村で味わう「観る」より「混ざる」民俗体験
周辺のヘム村では、観光客がただ鑑賞するだけでなく、地元の人々と同じ空間で時間を過ごすプログラムが多く用意されています。
食とパフォーマンス:長いテーブルを囲む“春節の場”
- 民族パフォーマンス
- ロングテーブルの食事(長卓の宴)
旅の記憶に残りやすいのは、料理そのものよりも「誰と、どんな場で食べたか」だったりします。長卓の宴は、まさにその“場”をつくる仕掛けとして機能しているようです。
雪上の伝統競技:毛皮スキー、馬ぞり、アーチェリー
この地域ならではの雪上イベントとして、次のような伝統的な体験が紹介されています。
- 毛皮スキー(毛皮を用いたスキー)
- 馬ぞりレース
- アーチェリー
“雪で遊ぶ”ことがスポーツだけに閉じない点が興味深く、移動や暮らしの知恵が、行事として見せられる形に変わっているのが分かります。
夜はレーザーショーと焚き火、雪のパーティーへ
日が落ちた後も、村の雰囲気は一段と温度を上げます。レーザーショーの演出、焚き火を囲む集い、スノーパーティーなどが行われ、旅行者が地元の人々と歌や踊りで輪に加わる場面もあるといいます。
雪景色の中で“火”を中心に人が集まる光景は、寒さの厳しい土地ほど強く立ち上がる、冬の共同体の感覚を想像させます。
40以上の催しが示す「雪と文化」を束ねる発想
カナス周辺では、春節に合わせて40以上の祝祭イベントが展開されているとされます。氷雪観光(雪景色・ウィンタースポーツ)と文化体験(食・芸能・伝統行事)を一つの旅程に束ねることで、滞在の目的が「絶景を見る」から「土地の時間を過ごす」へと広がっていきます。
旅行先で何を“消費”したかではなく、どんな関係性やリズムに触れたか。カナスの冬の試みは、その問いを静かに投げかけているようです。
Reference(s):
Experience the magic: Kanas blends snow sports with folk culture
cgtn.com








