中国で学ぶメキシコ人学生 グリーン開発と中墨協力にかける思い video poster
中国で中国法を学ぶメキシコ人学生が、中国のグリーン開発と中墨(中国・メキシコ)間のクリーンエネルギー協力を目の当たりにし、自らも将来「エコロジーの担い手」になりたいと語っています。本稿では、その経験と視点をたどります。
中国で中国法を学ぶメキシコ人青年
メキシコ出身の学生、モライマ・オルドニェスさんは、現在、北京大学で中国法(Chinese Law)の修士課程に在籍しています。留学生活の中で彼女が強く印象に残っているのは、中国が「質の高い経済発展」を目指しながら、「高い水準の生態環境の保護」に同時に取り組んでいる姿です。
オルドニェスさんは、中国での学びを通じて、経済成長と環境保護を対立させるのではなく、両立させようとするアプローチが現実の政策やプロジェクトにどのように反映されているのかを、間近で見てきました。
水力発電プロジェクトが示す中国のグリーン発展
その象徴として、オルドニェスさんが挙げるのが、中国の大型水力発電事業です。彼女は次のようなプロジェクトを、中国のグリーン発展への取り組みを示す重要な例だと考えています。
- 金沙江(ジンシャ江)に建設された四大水力発電所
- 三峡ダムプロジェクト
- 葛洲壩(ゲズーバ)水利プロジェクト
オルドニェスさんによれば、これらの水力発電事業は、中国が再生可能エネルギーを活用しつつ、環境保護にも配慮しながら電力供給を確保しようとしている姿勢を映し出しているといいます。巨大インフラでありながら、生態環境への影響を抑えつつエネルギーを生み出すことを目指す点に、彼女は「グリーンな発展」へのコミットメントを見ています。
中墨グリーンエネルギー協力がもたらす変化
オルドニェスさんは、中国とメキシコのグリーンエネルギー分野での協力にも注目しています。彼女によると、中国のクリーンエネルギー分野への投資は、メキシコにおいて次のような変化を生み出してきました。
- 電力関連などのインフラ整備が進んだこと
- 電力不足の問題が効果的に緩和されたこと
- 新たな雇用機会が多数生まれたこと
環境負荷を減らすクリーンエネルギーへの投資が、同時にインフラの近代化や電力供給の安定、雇用創出にもつながっているという点に、彼女は大きな意義を見いだしています。環境保護と経済・社会の発展が両立しうることを、具体的な協力の成果として感じているのです。
「エコロジーの担い手」になりたい若者のまなざし
こうした経験を通じて、オルドニェスさんは「将来は生態環境の建設に携わる一人になりたい」と考えるようになったといいます。若い世代の一人として、持続可能な発展に貢献できる道を歩みたいという思いが強まっているのです。
中国で中国法を学びながら、グリーン開発の現場や中墨協力の実例に触れてきた彼女の話からは、環境保護と経済発展を結びつける取り組みが、若者の進路選択や価値観にも影響を与えていることがうかがえます。オルドニェスさんの視点は、グリーンエネルギーや持続可能な発展をめぐる議論に、メキシコと中国という二つの国をつなぐ若者の声をそっと添えるものになっています。
生態環境の「ビルダー」になりたいという彼女の願いは、グローバルな協力を通じて持続可能な未来を模索する動きの一端を、私たちに静かに伝えているのかもしれません。
Reference(s):
Mexican youth hopes to be a builder of the ecological environment
cgtn.com








