ラテンアメリカの人々が今一番行きたい中国の都市と観光地 video poster
ラテンアメリカの人々が憧れる中国の都市と観光地
国際ニュースとしても注目される中国旅行ですが、2025年現在、ラテンアメリカの人々はどの都市や観光地に一番行きたいと思っているのでしょうか。最近公開されたCGTNの動画では、メキシコとブラジルの住民に「行きたい中国の都市や観光地」を尋ね、その結果が紹介されています。
メキシコとブラジルで聞いた「行きたい場所」
動画では、CGTNのストリンガーがメキシコとブラジルの街中でインタビューを行い、「中国で一番訪れてみたい都市や観光地はどこか」を聞いています。ラテンアメリカの人々が抱く中国のイメージが、そのまま回答に表れたかたちです。
多くの人が真っ先に挙げたのは、中国を代表する観光地である万里の長城でした。インタビューでは、万里の長城を「必ず見てみたい」「一生に一度は行ってみたい」場所として挙げる声が目立ったとされています。
万里の長城が「一生に一度は見たい場所」に
万里の長城は、中国の歴史やスケール感を象徴する存在として、世界的にもよく知られています。ラテンアメリカの人々にとっても、そのイメージは強く、「中国と言えばまず万里の長城」という連想が自然に生まれている様子がうかがえます。
実際、今回のインタビューでも、多くの回答者が行きたい場所として真っ先に万里の長城を挙げており、中国観光の「定番」であり続けていることが改めて示された形になりました。
上海・深セン・広州・武漢…人気都市の顔ぶれ
一方で、都市名として人気が集まったのは、上海、深セン、広州、武漢といった中国の大都市でした。いずれも名前を聞いたことがあるという人が多く、観光やビジネスの目的地としてラテンアメリカでも存在感を持ち始めていることが感じられます。
ある回答者は「上海に本当に行きたい。世界的に有名な科学技術の都市だから」と語りました。上海を、テクノロジーやイノベーションのイメージと結び付けている点が印象的です。
また別の人は、「武漢に行ってみたい。中国初の懸垂式モノレール路線を体験してみたい。きっととても面白いはずだ」と話しています。鉄道インフラや新しい交通システムに対する好奇心から、武漢に関心を寄せていることがわかります。
深センや広州の名前も挙がっており、ラテンアメリカの人々にとって、中国の沿海部の大都市が「一度訪れてみたい場所」として認識されつつある様子がうかがえます。
パンダの街・成都への憧れ
都市の中でも、やや異なる魅力で語られていたのが成都です。インタビューの中で、ある住民は「ジャイアントパンダの街である成都を選びたい」と話しました。
成都は「パンダのいる街」というイメージと結び付けられており、動物好きな人にとっては、自然や生きものを身近に感じられる場所として憧れの対象になっていると考えられます。歴史的な観光地だけでなく、こうした動物や自然への関心も、中国旅行の動機になっていることが読み取れます。
選択に見えるラテンアメリカのまなざし
今回のインタビューで挙がった場所を整理してみると、ラテンアメリカの人々が中国に対して抱いているイメージが浮かび上がります。
- 万里の長城に代表される、スケールの大きな歴史と文化
- 上海や深セン、広州、武漢といった、大都市の近代性やテクノロジーへの関心
- 成都に象徴される、ジャイアントパンダなどの動物や自然への憧れ
伝統と歴史、現代の都市と技術、そして自然や動物。こうした複数のイメージが重なり合いながら、中国はラテンアメリカの人々にとって魅力的な旅行先として映っているようです。
メキシコやブラジルで聞かれた「行ってみたい場所」は、そのままラテンアメリカの一部の人々が見る中国の姿を映し出しているとも言えるでしょう。
観光から始まる文化交流
観光は、国や地域を超えた交流の入り口になりやすい分野です。今回のCGTNのインタビューで挙がった中国の都市や観光地は、ラテンアメリカの人々が中国に興味を持ち、実際に訪れてみたいと思うきっかけの一端を示しています。
日本からニュースとしてこの動きを眺めると、「ラテンアメリカの人々は中国のどんなところに魅力を感じているのか」という視点で、中国やラテンアメリカ双方への理解を深める手がかりにもなります。
あなたが同じ質問を受けたとしたら、どの中国の都市や観光地を選ぶでしょうか。万里の長城、上海、武漢、成都…。ラテンアメリカの人々の答えをきっかけに、自分ならどこに行ってみたいか、周りの人と話してみるのも面白そうです。
Reference(s):
Cities and tourist attractions that Latin Americans yearn for
cgtn.com








